りんご詩姫のブログ(新)

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2013年4月開設『りんご詩姫のブログ(新)』‥‥文芸川柳、フラメンコ、ボイストレーニング、パン教室、グルメ等々、趣味に生きる元気印「りんご詩姫」の〈気まぐれブログ〉。小さなスナックのママです。よろしく♡♡

『癌』川柳

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9月24日(木)、タレントの北斗 晶(48)さんが、右乳房全摘出手術を受けた。乳癌が胸だけではなく脇のリンパに転移していたらしい。毎年秋にマンモグラフィーやエコー検査を受けていたのにもかかわらず、乳癌と判った時には直径約2㎝大の大きな腫瘍になっていたとか。
彼女には癌に打ち勝って、カムバックしていただきたい。
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同24日に、女優の川島なお美(54)さんが亡くなった。胆管癌。
昔、中京テレビ制作の「お笑いマンガ道場」に出演していた青山学院大学文学部在籍中の頃のチャーミングでお茶目な笑顔が今も忘れられない。
10月の1日、2日に青山で異例の「ワイン葬」が営まれるらしい。

私のまわりにも「癌」で闘病中の人間が多いが、今や3人に1人がかかり、昭和56年から日本人の死因第1位になっている。3分の1の確率で、老化現象により起こるものとも考えられているので、歳をとれば誰にでもなる可能性があるのが癌だ。

国立がん研究センターがん予防・検診研究センターの「日本人のためのがん予防法」は下記の通り。
①たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。
②節度のある飲酒(日本酒なら1合、ワインならボトル1/3程度)
③食塩の摂取は最小限に、野菜や果物をよく摂り、バランスの良い食生活を。
④1日60分を目安に適度な運動を行う。
⑤中高年期男性のBMI値は21~27、女性は21~25の範囲内を目指して体重管理。
⑥一度は肝炎ウイルスの検査を受けること。


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課題『癌』の川柳を集めてみた。

【癌】
湯が滾る抗がん剤が効いてくる(金田 昭子)
癌病棟隠しごとなど何もない(傳法 けい)
ハラハラの顔貌かおの癌カルテ(伊藤のぶよし)
癌の字に治るとルビを振ってみる(平尾 正人)
鈍感で癌細胞が怯えてる(名嘉真宣儀)
スクラムを組んだ家族と癌退治(蔀 帆子)
頂点に人間という癌組織(藤中 公人)
白骨にほくろのような癌のあと(齊藤 哲夫)
炎がんと闘う今日の放射線(根本 冬魚)
癌告知した次の日に逝くなんて(木村 木念)
如月や二人も癌が居る家系(波多野五楽庵)
ガン細胞抱え心は泣き笑い(大沼 妙子)
癌告知輝き出してくる命(チバハチロー)
ガン治療学習済んで恐れない(古川 稔)
先生を信じガンともさようなら(米田 章子)
ガン切除谷底からの折り返し(菅井 京子)
子等のため生きねばならぬ癌告知(わか島 栄子)
癌になり素直になってきた自分(鈴木 泰舟)
地球から見れば人間こそ癌だ(高瀬 輝男)
究極のシンジラレナーイ癌告知(高木かおる)
末期癌氷が旨いと云った夫(上野 秀湖)
生きる事を教わるガンよありがとう(寺田 香林)
強かな命よ癌を克服す(廣田 梢)
癌だとは言わずお礼もいえぬまま(大江とみ子)
酔生夢死長寿社会の癌となる(神元 利弘)
癌告知聞く娘は上手い空芝居(川原 章久)
ガン細胞消える奇跡を待つ乳房(雪本 珠子)
癌治験友の挑戦神出でよ(大濱 義弘)
癌告知された命を掌で囲う(原 みさを)
会釈して笑顔が返る癌病棟(竹元 抽彩)
ヒトという癌細胞に病む地球(篠崎こまよ)
命とや受胎告知とガン告知(角 晴子)
癌友の句集を閉じて深呼吸(仲川たけし)
妻だから癌の告知を秘めておく(益永 嘉之)
乳癌と闘う友へ編む帽子(さわだまゆみ)
音が皆逃げてしまった癌告知(阿久津大三郎)
被爆者がまた死ぬまたもガンで死ぬ(福田 尚義)
癌という黴を取り去り生き返る(安田けんじ)
がん検査受けても予防にはならず(鈴木 道子)
心まで病んでたまるか癌告知(武智 敬子)
ガン消えて儲けた命春うらら(大野美奈子)
癌という地雷と同居する命(大橋 政良)
九条をまるで癌だと敵視する(片貝 宏子)
生活のリズムと生きる癌治療(小林 楼甘)
抗癌剤ゆっくり神を手なづける(斎藤はる香)
同族の癌化が進む社長室(三本木 亮)
内視鏡さらりと癌を告知する(高橋 双葉)
ヘソクリの在りか吐かせたガン告知(松村 滋)
戦争という癌不治か地球病む(村田 よう子)
口笛が出る癌検の帰り道(八木 柳雀)
癌告知余命は聞かぬ事にする(山百合)
癌細胞俺と一緒の火葬場(石田正十四)
手遅れになるまで癌のかくれんぼ(石手洗花山)
生意気な癌と真っ向勝負する(川村 俊雄)
ようこそ癌お好きな時に帰られよ(北山まみどり)
末期癌哀しい嘘を通し切る(鈴木テツ子)
飲み込んだ言葉ゆっくり癌になる(高瀬 霜石)
明鏡止水がんと握手をして暮らす(高瀬 霜石)
神様の死角で癌の芽が伸びる(高橋 岳水)
ガン検診わたしを守るのはわたし(三浦 幸子)
癌の壁越えて飛び立つ千羽鶴(三浦 幸子)
やがてガン不治でなくなる日を信じ(八木田幸子)
神様はいないと知った癌告知(佐藤 憲夫)
癌などに負けてたまるか遍路笠(猿田 寒坊)
生き方を教えてくれた癌告知(田久保亜蘭)
朗らかな笑みに癌などあるものか(田久保亜蘭)
仲直り残り時間をくれた癌(三浦 春水)
真っ白な風がよぎったガン告知(阿部 英昭)
バス開通やっと僻地の癌が解け(伊藤 井蛙)
癌と言う告知に女医の目が優し(加差野静浪)
地球儀の癌細胞となる戦(熊谷 岳朗)
前立腺癌は男の名誉職(鈴木 六羊)
安らかに逝くなら癌も悪くない(高橋 陽子)
癌の字はいじわるそうな顔してる(田中 勢津)
早期癌神の手の中かも知れぬ(藤本真喜子)
カミナリが近くを走る癌告知(保田 二郎)
そのときは癌と心中いたします(吉野 和夫)
迂闊にも癌の話題に触れた悔い(安部 笙児)
素面で受ける覚悟できたか癌告知(伊東 マコ)
癌細胞そんなに僕が好きですか(加藤 照香)
人間をしみじみ語る癌の友(中川 晴海)
癌だとは知らず静かな向こう岸(山口まもる)
がん保険無駄になること願ってる(市山 仁市)
仏とも神とも妥協しない癌(笠原 高二)
恋人を奪った癌が憎らしい(こはらとしこ)
癌告知白衣はそっと目をそらす(須藤たけし)
癌告知医学信じてから暢気(永木 沢代)
がん告知一瞬にしてブリザード(早野 昭三)
進歩する医学が癌を料理する(安田和楽志)
にこにこと癌を告げられ治りそう(小原 正路)
ワッと血が逆流癌を告げられる(佐瀬 貴子)
癌らしい身体に走る静電気(篠崎 春治)
遺伝子へ小まめに通う癌検査(清水 勇)
黒髪を根こそぎ奪う癌治療(野溝 国武)
癌というマグマを抱いている命(福士 哲夫)
癌患者増えて売れない闘病記(舟橋 豊)
運のいい人だな癌に見放され(峯島 幸子)
百歳に癌のつけ入る隙も無い(山本満喜代)
癌よりも怖いヒト科の戦好き(吉田 節郎)
前向きな患者に癌を告知する(青鹿 一秋)
癌告知脳の振り子が鳴り止まぬ(岩瀬 恵子)
神々と対峙をしてる癌告知(木崎 栄昇)
談合の癌は矢っ張り天下り(齋藤 升八)
温暖化地球の癌となっている(田中 忠正)
癌告知寝返りばかり夜を明かす(千葉 古丘)
手遅れの癌もついでに診て廻る(寺井正一郎)
開発という名の末期地球癌(初川 宏子)
したたかな癌したたかに立ち向かう(福田案山子)
掛け捨てになって下さい癌保険(伏見 文夫)
彩のない街に変った癌告知(古田 美雄)
ガン告知ハワイ旅行を急がせる(本澤 一雄)
癌告知遣るべきことが走馬灯(南川 哲夫)
癌という神が下した罰ひとつ(宮本彩太郎)
癌治療薬事審議の厚い壁(田 健声)
核という地球の癌が転移する(阿久津千鶴)
抗癌の点滴越しにする握手(大橋 芳明)
肺癌の生存率へサインする(刑部 仙太)
地球儀の癌細胞に見える基地(篠原あきら)
癌告知明日に生きるスタートだ(高橋音二郎)
動輪がピタリと止まる癌告知(常見 一藏)
癌告知まばたきさえも許されず(手塚 貴子)
手術室本人だけが知らぬ癌(橋本 誠)
ネクタイをしたままで聞く癌告知(日野原冗児)
全身の力で聞いた癌告知(平澤 照雄)
まだ浮気してない癌と立ち向かい(町井 葉月)
弱点をがん細胞につつかれる(柳岡 睦子)
癌を病む母に子育て励まされ(市川ミツ代)
癌告知痛み止めだけ頼みます(岡部いずみ)
がん告知きっとじたばたするだろう(桐生 静子)
談合がもれて政治の癌となる(横尾 孝之)
平和論核と呼ばれる癌に病む(秋山 博)
癌よりも今日のニュースの恐ろしさ(安部 志朗)
議事堂に抗がん剤を打ってみる(安部 志朗)
癌手術先ず算段をするお金(石戸 秀人)
癌からの生還祝う手術痕(今村 幸守)
癌という地雷踏まないよう祈る(太田ヒロ子)
いざとなりゃやっぱり怖かろうな癌(志田 連柳)
癌に効く薬と聞けば藁も飲む(高橋 半眼)
心中をする気で癌と手を結ぶ(滝川ひろし)
ユーモアを癌細胞に散布する(津田 暹)
何万の鶴が励ます癌の壁(新澤 きよ)
天国へ行くまで待てと癌を撫で(仁科 雪乃)
相性が悪くて癌も近寄らぬ(堀越 敏雄)
人間が丸ごと癌の奴もいる(堀越 敏雄)
がん治療日々定説を削除する(松尾 仙影)
志望校医学に母が癌を病む(矢部 寿男)
癌告知生命線が動く音(新井千恵子)
癌というお客が帰りそうもない(安藤 紀楽)
ツイてないマウスが癌に見込まれる(五十嵐淳隆)
多数決また正論を癌にする(石川 雅子)
万物の霊長癌に敗けはせぬ(石川 雅子)
生きざまを晒して癌と対峙する(井上 文子)
組織図の隙間に癌を太らせる(井上 文子)
黒髪を抗癌剤に盗まれる(今井ゆずる)
痛いのを耐えて微笑む癌の妻(近江あきら)
癌告知しどろもどろに嘘が無い(沖 浪男)
進化して地球のガンとなるヒト科(加藤 富清)
癌患者バックミラーに見送られ(久保田見乗)
人間が癌と大地が噴火する(小金沢綏子)
治癒率が上がり自信の癌告知(小坂 恭一)
ガン病棟神の所在を問う命(小林 良恵)
命悠悠癌と共生する余生(佐藤きく子)
悪魔めく癌に魂揺すられる(佐藤 晴江)
癌告知互いに下手な芝居する(沢 靖子)
共存のガンもめっきり歳をとり(鈴木 瑠女)
癌告知大きな罪をしたような(田島 世四)
思い出の土地を旅するガン告知(中川 英巳)
癌だぞと言ったら幽霊も逃げた(仲沢 ちね)
傾いてから社の癌が見えてきた(永関 馨)
癌だって俺を頼ってきた生命(西澤みのる)
癌告知人ひとらしく泣きわめく(沼尻文代)
癌の頁にはさまっていた栞(三浦 正明)
乳癌の検診ですと妻に寄り(吉田 幸男)
治ります闘いましょう癌告知(荒巻 睦)
談合の癌は手術によく耐える(粟根 清子)
クラシック聞かせて癌と添い寝する(貝田 誠作)
日に一度笑って癌を予防する(加藤 胖)
深酒へ癌検診という踏絵(北畠 和子)
地球儀の癌が癒せぬ人のエゴ(坂本 嘉三)
決めました保険に入るガン告知(島津 富弥)
泥靴でいきなりガンはやってくる(杉山 太郎)
なけなしの笑いを置いていった癌(瀧 政治)
ガン告知堪えて家族の名演技(中村 五豆)
癌予防俺によく効く吟醸酒(中元 玲子)
自然死を願って癌といくさする(花井ようこ)
明日からの暮らしを癌と対話する(平田 耕一)
人事権癌の細胞切って捨て(藤本 幸雄)
許される嘘かも知れぬ癌告知(松尾 稔子)
終章は神に委ねる癌告知(吉田 希実)
とっときの王冠を抜く癌検診(江川ふみ子)
癌のヤツ漢方薬を甘くみる(設楽亜季浩)
生きることに火をつけていく癌告知(鈴木 泰舟)
共白髪癌に約束破られる(鈴木田鶴子)
出来ちゃった癌だ仲良く生きようよ(鈴木 日光)
薬師様まだ癌告知できません(瀧 進)
ガン告知コップの水が揺れている(長澤アキラ)
悔いのない介護で癌を見送ろう(平野ふじ子)
人生を仕切り直してくれた癌(水口 樹里)
癌治療拒んだ友の潔さ(湯沢 艶子)
長寿国癌が時々間引きする(浅川和多留)
スクラムを組んでクラスの癌を切る(小林信二郎)
根っからの陽気な妻で癌が逃げ(小林信二郎)
転移する癌に気休めなど言えぬ(内藤 厳)
癌宣告それは春の真っ盛り(古屋 風柳)
川の向うに行きたい癌の寝てるうち(石川 鮎郎)
癌細胞君のいじめに乗らないよ(佐々木八寿)
診断書癌は多くを語らない(佐藤川太郎)
癌の奴誉め殺しでもしてみるか(寺嶋瑠美子)
癌末期母よ父よと豆の蔓(長沼 春雷)
癌の字を上手に書いて叱られる(野島 正夫)
ライバルに素早く隠す癌の本(本間 流)
広辞苑静かにガンが呼吸する(吉田甚吾朗)
乳癌はないかと探る仕舞風呂(曽我 秋水)
無駄な核抱いて地球は末期癌(岳 明)
父の癌そしらぬ振りで夕餉の輪(塚田 素文)
癌のやつ俺の長寿へ見え隠れ(塚原 幸夫)
雪しんしん今宵も癌の育つ音(益子 雀)
除去される癌はしぶとく食い下がる(吉川 公介)
ゆるゆるの絆を癌が締め直す(橋渡 泰子)
医の進歩やがて癌にもきっと勝つ(増田 紗弓)
救命へがん病棟が眠らない(今村 久栄)
御守りになって下さい癌保険(表 洋子)
人よりも癌に人生諭される(沢野しげ代)
日進の医療に癌も尻尾巻く(田近 茫人)
生と死のはざまで鋭いガンのメス(長谷きみ子)
罪も無い命をガンのが持て遊ぶ(長谷きみ子)
悪友の癌に命は預けてる(二木 銑一)
笑い袋やんわり癌に効きました(安田 直枝)
癌告知水ももらさぬ口合わせ(山形 和子)
双方の頑固が癌の夫婦仲(中村 範子)
再発の恐怖へガンを手なずける(大脇 一荘)
癌じゃない父が癌だと譲らない(掛樋 嗣征)
人生のレールが軋む癌告知(沢越 建志)
癌に克つ気概の父でよく笑う(田中 豊泉)
得手勝手折り合うことを知らぬ癌(西村 仁)
住みついた癌と仲良くする治療(森田キン子)
逝く日まで牛歩戦術したい癌(安田 志峰)
癌告知死刑宣告だと思う(安田 志峰)
ロボットがガンを見付ける時が来る(泉 江翠)
ここかしこ地球も癌を病んでいる(加藤友三郎)
必勝のマニュアルがない癌告知(中田 久一)
核という癌が増殖する地球(平野あずま)
癌らしい妻の親切度が過ぎる(藤 政春)
知らせないでごめんねあなた癌でした(稲葉 岩明)
柿の苗植えてからゆく癌手術(大野たけお)
最大の裏切りだった癌告知(梶 泰榮)
癌越えた命を風邪に狙われる(上垣内利凡)
外堀を埋めてじんわりガン告知(小山 太一)
揺れ動く心のひだへ住んだ癌(庄村ますみ)
口先に頑固な癌を飼っている(相馬まゆみ)
癌なんか笑い飛ばせる其の気力(中森 長久)
告知する程度の癌という安堵(橋倉久美子)
ガン告知時計を止めて欲しくなる(松田 順久)
なあ癌よもうこの辺で手を打とう(上野勝比古)
人生の重荷に癌がぶら下がる(久保 和友)
島唄とゆらゆら揺れていった癌(小梶 忠雄)
どの癌も少し尾鰭がついている(大西 浩嗣)
癌よりも怖い人間ふえていく(林 綾子)
もういいよ乳房は癌にくれてやる(安土 理恵)
人さまは治ると言うてくれた癌(板垣 孝志)
癌だって生き物だよと笑う兄(上田 有行)
癌告知受けたあの日の白い風(笹倉 良一)
駄駄っ児の癌と握手をして生きる(笹倉 良一)
人間の心学んだがん治療(森田 和夫)
癌へメス入れていのちの音を聞く(大越 利治)
人間の英知で癌と渡り合う(大越 利治)
嫌われて癌と言う名で出ています(倉橋 悦子)
紫煙舞う喫煙室に癌告知(倉橋 悦子)
情けより癌の痛みを取ってくれ(寒川 静)
思い切り翔んで心の癌放つ(武本 碧)
癌と道連れせめて明るい絵を描こう(福井 菜摘)
瞬間に神を宿した癌告知(前野喜美子)
昭和史にがん患った痕がある(三宅 保州)
もう癌になった気分のがん保険(三宅 保州)
来し方をふと振り返る癌告知(山西 佳子)
親父逝く癌と悟っていたようだ(井丸 昌紀)
癌保険どれも露骨に死亡額(岩崎 公誠)
地球儀の癌は人間かも知れぬ(碓氷 祥昭)
美しい乳房を癌に盗まれる(大橋 鐘造)
癌疑惑晴れふわふわと宙歩く(大堀 正明)
狂おうか花になろうか癌告知(片岡 義順)
核を持つ国も手を焼く癌退治(木山 清)
肺癌は煙と共にやって来る(桑田砂輝守)
癌なんか笑いとばしてやりなさい(嶋澤喜八郎)
つき合えば癌もけっこう淋しがり(嶋澤 喜八郎)
テロという癌が地球を転移する(鈴木 栄子)
癌告知少しやさしくなりました(高岡 健太)
天命と思えば癌も怖くない(竹田 東六)
癌などに負けぬ勇気を見直され(竹森 雀舎)
くらいつく癌つきはなす神のメス(土田 欣之)
切除した癌細胞の薄笑い(利光 正行)
心中はゴメンと癌を突き放す(西澤 司郎)
家族愛癌と知らずに逝った父(藤原 宏)
癌告知残り時間を神に問う(宮前 秀子)
うすうすは癌だと知って逝った友(村上 玄也)
自分から癌は見つけにいく時代(与三野 保)
癌手術名医に会えたことの運(吉岡 修)
テリトリー広げる癌がおぞましい(米澤 俶子)
癌告知痩せたいなどともう言わぬ(了味 晃平)
六十五億蒼い地球もガンを病む(脇 景治)
おさらばのついで癌でも道連れに(赤井 花城)
転移した癌かもしれぬ子の謀叛(安部 美葉)
頃合いを見て癌保険売りにくる(岩原 隆子)
念仏の力で生きる癌末期(大西あさの)
ずかずかと茶の間に迫るガン保険(木村たかよし)
癌化した奴養っていた不覚(楠 丑五郎)
皮肉にも癌も育てている元気(菅野 泰行)
癌完治しこりのようにある不安(鈴木 道子)
再起する癌病棟に来た女神(中井 大八)
認知症よりもわたしは癌がよい(中上千代子)
宿敵の癌とちゃんばらして生きる(林田 修)
千羽鶴癌病棟を埋めつくす(婦木 文代)
また飛ばす地球の癌がミサイルを(藤原 紘一)
皮下脂肪減った矢先の癌告知(室田 隆司)
虎の尾を踏んでしまったように癌(薮西多可子)
おいしさを求めて癌は転移する(山口 光久)
がん告知ポカンと明日に穴があく(山本 忠良)
癌封じ藁一本の神頼み(吉田喜久恵)
許す気になって心の癌を消す(下田 幸子)
癌保険あの手この手で攻めて来る(高田 興)
文明に抗らう癌の終末期(谷口 泰良)
発病はしない癌細胞がある(土橋 螢)
向き合って癌とは妥協などしない(西川 和子)
癌告知天罰ですか罠ですか(藤原 鬼桜)
癌でなかったなのに笑顔が戻らない(森 美智代)
朝が来たいのち癌には決めさせぬ(田 孔美子)
戦争が止まらぬ癌が進行す(澁谷由紀子)
痒いのは膵臓癌のあるあたり(別所 花梨)
癌手術自慢話にして生きる(小倉慶司郎)
進行癌らしい地球が痩せてゆく(木下 草風)
拉致事件癌の宣告ではないか(小林 妻子)
がん告知いっそう深くなる夫婦(佐藤 裕子)
道連れに癌はなるべくお断わり(福力 明良)
靖国の合祀が癌になっている(藤田 誠)
癌告知ガラスの割れる音がする(安原 博)
終章までお供しますと癌の奴(山本 美枝)
箝口令敷かれうすうす癌と知り(天野 弘士)
小心な私を試す癌保険(大木 雅彦)
ひっそりと癌病棟の薄明り(大森 昭恵)
後ろ振り向かぬと決めた癌告知(大薮 布袋)
延命の治療うすうす気付く癌(表 吟子)
皮膚がんを怖がる割に露出狂(掛江 一弘)
最悪の癌との勝負まだつかず(梶矢 輝實)
乳癌になりそう古希の片想い(金原美須子)
地球から追放したい核と癌(葛原 辰夫)


※課題「癌」の川柳、まだまだあります。あまりに多さに、ビックリ!!


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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Commented by h82261765 at 2015-09-29 18:52
長男を捨てた親父の癌手術


いやっすごい数ですね。
親父が癌手術をしたとき
私は跡取りの座を弟に委ねました。
病弱な私たちが故郷に帰って親の面倒をみれないから。
それから十数年生きてくれましたが。
Commented by kojiro-nomama at 2015-09-30 14:14
りんごちゃん
沢山のお手本書くのが大変でしたね。
健康は幸福の母!!体を大事にして川柳を書きましょう!!
Commented by ringo-utahime at 2015-09-30 23:11
清展さん、こんばんは。お疲れ様です。

あまりにも課題「癌」の川柳が多過ぎて、途中で、へたばってしまいました。

(;´_ゝ`)
Commented by ringo-utahime at 2015-09-30 23:13
さくら草さん、こんばんは。

今年もあと3ヶ月になりました。
これから寒くなると、お互いに母のことが心配ですね。
私たちも、風邪などに充分に気をつけましょうね。

(^_^ゞ
by ringo-utahime | 2015-09-29 17:30 | 川柳(課題別) | Comments(4)

2013年4月開設『りんご詩姫のブログ(新)』‥‥文芸川柳、フラメンコ、ボイストレーニング、パン教室、グルメ等々、趣味に生きる元気印「りんご詩姫」の〈気まぐれブログ〉。小さなスナックのママです。よろしく♡♡


by りんご詩姫