『クリスマス』川柳と俳句
2015年 12月 08日
花屋の店先にも定番の赤いポインセチアが並ぶ。
私のお気に入りは、ピンクの「プリンセチア」。
名前の由来は、プリンセスのような華やかな印象とポインセチアの組み合わせ。
花言葉は「思いやり」。
〈クリスマス用キャンドル〉
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課題『クリスマス』の川柳と俳句を集めてみた。
~川柳~
【クリスマス】
教会に縁がなくてもクリスマス(佐々木五郎)
ケーキ買うだけが家風のクリスマス(巽 仲男)
クリスマスカード平和な雪が降る(星野 かよ)
クリスマスお寺はとうに寝てしまい(西島 ◯丸)
イエス様は信じないけどクリスマス(仁賀 俊雄)
クリスマス近くになるといい子だね(小野田美智子)
待たされた受話器で聖歌聴いたイブ(竹田 光柳)
礼拝の聖きこの席クリスマス(今村 静恵)
銀河から鈴の音するクリスマス(河内 天笑)
クリスマスソングと共に消えた恋(加藤 鰹)
ミサ堂に雪降り積むまでのクリスマス(山崎夫美子)
クリスマス家族蛍光色めいて(柴崎 昭雄)
神祭り仏拝んでクリスマス(椿 豊)
キャンドルを灯し独りのクリスマス(竹下 健作)
星空がきれいふたりのクリスマス(河合美柄子)
おふくろに歩く力をクリスマス(句ノ一)
世のサンタ東北に向け飛んでくれ(と志子)
飲み食いに今日だけ俄クリスチャン(善雄)
被災地を案じてイブの火を灯し(幸男)
~俳句~
【クリスマス】(季語=冬)
サイレントナイトハトバスガ出テユク(光尾 秀)
ミキモトの窓に三越クリスマス(鈴木 蝶)
雪の戸の堅きを押しぬクリスマス(水原秋桜子)
クリスマス馬小屋ありて馬が住む(西東 三鬼)
体重計みどり子をのせ聖夜来る(轡田 進)
表裏なき聖樹どこにも燈がともる(山口波津女)
父と子にあまる聖菓や刃を入れて(渡辺千枝子)
台詞言ふ役が子につく聖夜劇(黒坂紫陽子)
裏町の泥かがやけりクリスマス(桂 信子)
ウインドのハムにもリボンクリスマス(西村 和子)
送電線深海をゆくクリスマス(遠山 陽子)
疵りんご厩舎に届きクリスマス(斎藤 節子)
かいば桶耀いてをり聖誕祭(菊池アグネス)
癌がまた出て来たぞクリスマスイヴ(堀米 秋良)
木と紙のおもちやの家や降誕祭(前原早智子)
聖菓切るその断面の月日かな(平田かずし)
砂糖壺ゆたかに満たしクリスマス(平間眞木子)
火が熾り赤鍋つつむクリスマス(小松 道子)
船四方に白波立てりクリスマス(久野 幸子)
点滅は聖樹の言葉クリスマス(山崎みのる)
クリスマス二人の吾子のサンタなり(小林 好美)
蛇口より雫ふくらむ聖夜かな(土肥あき子)
病棟に遠き国より聖夜くる(阪本 晋)
地下道を迷ひて出づる聖夜かな(土橋たかを)
みなとみらい天まで点し聖夜来る(岡田 文子)
ひと啼きを復習ふ羊や聖夜劇(村山 春子)
抱擁も台詞のひとつ聖夜劇(原 好郎)
いづこにか戦争があり聖夜かな(坂詰 國子)
床鳴らすタップダンスの聖夜劇(藤田 信子)
聖夜劇牧師が波の音つくり(真下 耕月)
抱きしめし児は手に余り聖夜かな(加藤英津子)
聖夜劇みな神の子の瞳もつ(小田切文子)
卓上の聖樹に雪のまだ降らず(池田富美子)
掃除機に聖樹の星のつまりけり(神谷美枝子)
格子戸に聖樹の似合ふ世なりけり(野村 仙水)
はやばやと聖樹灯して子を持たず(大嶋 洋子)
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昼間はポカポカ暖かいのに、夜になると寒くなりますね。
12月になると、ケータイの着信音を「クリスマスイブ」に変えて楽しんでいます。
街はイルミネーションがきれいで、デパートもクリスマスで溢れています。
忙しくなりそうです。
りんごさんも風邪をひかないようにして下さいね。
デパートは毎日戦争のような忙しさでしょうね。
お仕事に大変でしょうが、くれぐれもイライラされませんように。怒ると癌細胞が増えて身体に悪いから、充分にご注意くださいね。
お互いに風邪にも気をつけましょう。
p(^-^)q
私には、一年のうちで一番寂しいのがクリスマスです。家族が居ないって、そういうことなんですよね。
クリスマスを祝ったことなど一度もなく、いつも仕事です。とほほ。
゜゜(´O`)°゜