りんご詩姫のブログ(新)

ringouta.exblog.jp

2013年4月開設『りんご詩姫のブログ(新)』‥‥文芸川柳、フラメンコ、ボイストレーニング、パン教室、グルメ等々、趣味に生きる元気印「りんご詩姫」の〈気まぐれブログ〉。小さなスナックのママです。よろしく♡♡

『うなぎ』川柳と俳句

先週末7月30日(土)は「土用の丑の日」だった。
コンビニの「九州産うなぎ蒲焼重」を食したが、なかなか美味しかった。

夏の土用の丑の日に鰻(うなぎ)を食べる習慣の由来は諸説ある。
最もよく知られているのが、平賀源内の発案説。

源内の知り合いの鰻屋から、旬を過ぎた夏に売れない鰻の相談を受けた源内は、「土用の丑の日うなぎの日 食すれば夏負けすることなし」と書いた看板を店先に掲げることを勧めた。すると、その鰻屋は大変繁盛し、その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したらしい。
源内は才能あるコピー作家だったと言える。

一説によると「丑の日に『う』の字の付くものを食べると夏負けしない」と、鰻以外に、瓜・梅干・うどん・うさぎ・馬(うま)肉・牛(うし)肉などを食する習慣もあったらしいが、今は殆ど見られない。

鰻には、ビタミンA・B群が豊富に含まれているため、夏バテや食欲減退防止に効果ありと言われるが、栄養価の高い食品であふれる現代では、あまり効果は期待できない。

ちなみに「鰻と梅干は食べ合わせが悪い」というのは迷信であり、根拠はない。
医学的には、梅干は胃酸を濃くして、鰻の油分の消化を助けるので好ましいとされる。


私は鰻が大好物なので、時々、お客様からご馳走になる。
上野町にある「まつをうなぎや」に、私の店(りんごの詩)へ出前をお願いしている。
「まつをうなぎや」は昭和7年創業、宮崎では最も古い老舗の鰻専門店。おすすめ。

e0322827_14295060.jpg


課題「うなぎ」の川柳と俳句を集めてみた。

~川柳~
【うなぎ】

あなごよりうなぎを好む恋がたき(与三野 保)
うしの日のうなぎラベルを信じたい(野田 清博)
牛も豚も鳥も鰻も人間も偽装(棧 舜吉)
鰻までまぼろしにしていいですか(宮内みの里)
鰻屋の娘うなぎの顔に似る(麻生 路郎)
かたまつた鰻に白いとこが消え(岸本 水府)
カツ丼かうなぎに迷う勝負メシ(藤井 寿代)
基督のやうな顔して鰻ゐる(川上三太郎)
串の味うなぎ以外は大丈夫(森中惠美子)
国産の鰻だってよ本当かな(山本とし子)
幸せも鰻も掴めないおとこ(吉野 和夫)
四万十の鰻に座り直したり(片寄 正央)
包紙に鰻図案化されている(麻生 路郎)
途中下車うなぎが好きな訳でない(森中惠美子)
本籍をやっと公表した鰻(和気 慶一)
やんわりと握るうなぎは動かない(鶴田 一平)
七光りうなぎ登りの出世する(庸佑)
日本の海を忘れたのかなうなぎ(美代子)
原発の川に鰻も棲みにくい(いさお)
鰻の寝床でも愛満ちていた昭和(さわだまゆみ)
土用うなぎ供える父の七回忌(さわだまゆみ)


~俳句~
【うなぎ】〈季語は夏〉

うなぎやの大小すてし氏素性(富安 風生)
あかつきの湯町を帰る鰻捕り(飯田 龍太)
鰻入りパスタ何しろ思ひつき(泉田 秋硯)
鰻食ふための行列ひん曲がる(尾関 乱舌)
鴫立沢百年鰻焼きどほし(火箱 游歩)
土用待つ生簀鰻や歌舞伎町(高野 虹子)
まだ逃げるつもりの土用鰻かな(伊藤伊那男)
うなぎの日うなぎの文字が町泳ぐ(斉藤すず子)
ねむい月ふらりとうなぎ喰いに出る(岩下 良子)
持ちたくて必ず落とす鰻かな(竹本大星光)
鰻屋の二階で父の忌を修す(松原 雅子)
裂かれつつ鰻は耳をひらきけり(吉岡美穂子)
くさめして土用鰻を裏返す(忍 正志)
土用鰻啖い 熊野の地霊かな(八村 廣)
影掃いてしまへり土用うなぎの日(牧石 剛明)
カンテラを灯し出て行く鰻舟(市川 久子)
鰻篝を揚ぐる加減のありにけり(大木 葉末)
荒涼と荒川鰻裂いて貰ふ(細見 綾子)
宗右衛門町の裏見て鰻食ふ(浦野 芳南)
腰の辺に浮く丸桶や鰻掻(竹下 竹人)
吉相の大樹なるべし鰻食ふ(廣瀬 直人)


*************************


第30回うなぎ川柳大会 作品募集中!!

うなぎの話題満載の季刊誌「うなぎ百撰」では、うなぎにまつわる川柳を大募集!!
どなたでも、何句でも、ふるってご応募ください。

★応募要項/ハガキに川柳(1枚に5句以内、未発表作品に限る)、郵便番号、住所、氏名、年齢を明記。応募数制限なし。

★賞/金賞1点(図書カード3万円分)、銀賞2点(図書カード1万円分)、ほか。

★締め切り/平成29年2月22日(水)必着

★応募先/〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-8-2 末広ビル7F うなぎ百撰「うなぎ川柳係」
03-6202-1223

★発表/「うなぎ百撰」2017年春号(4月1日発行)上

《第29回の金賞作品》
うなぎ屋に挨拶をする定年日(清岡千恵子)



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

[PR]
Commented by kojiro-nomama at 2016-08-09 21:13
牛も豚も鳥も鰻も人間も偽装(棧 舜吉)
舜吉さんうまいもんですね。
私は鰻より沢庵がすきです。
ヘビ年だからイヤです。
Commented by attainmentofall8 at 2016-08-10 07:01
鰻屋の娘うなぎの顔に似る(麻生 路郎)
基督のやうな顔して鰻ゐる(川上三太郎)
俳句と比べながらこの二句をみると川柳との違いがよく見えてきますね。でもウナギの顏に似た娘ってどんなタイプかなぁ(笑)
Commented by りんご詩姫 at 2016-08-10 08:29 x
さくら草さん、おはようございます。
コメントありがとうございました。

さくら草さんは、鰻がお嫌いでしたね。女性には、鰻が苦手な方が多いように思います。見た目に腰が引けてしまうのでしょうかね。

私は亥歳だけど、イノシシも食べます。食いしん坊だからかな。好き嫌いが無いのが自慢です。(笑)

(*^O^*)
Commented by りんご詩姫 at 2016-08-10 08:38 x
夢修さん、おはようございます。
コメントありがとうございました。

課題「鰻」の川柳は少なかったので、俳句の本からも拾ってみました。
川柳と俳句を比較すると楽しいですよね。

実は、昨夜も「まつをうなぎや」から出前をとり、お客様も「美味しい」と大喜びでした。
今月に入って、もう3回も鰻を食べた私です。
暑いけど食欲は衰えないので、困っています。若い頃のように夏痩せがしてみたいわ。(笑)

(^o^;)
by ringo-utahime | 2016-08-08 13:39 | 川柳(課題別) | Comments(4)

2013年4月開設『りんご詩姫のブログ(新)』‥‥文芸川柳、フラメンコ、ボイストレーニング、パン教室、グルメ等々、趣味に生きる元気印「りんご詩姫」の〈気まぐれブログ〉。小さなスナックのママです。よろしく♡♡


by りんご詩姫