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りんご詩姫のブログ(新)

カテゴリ:川柳大会( 25 )

4月16日(日)、佐賀県の「第39回吉野ヶ里川柳大会」へ、永峰観光のマイクロバスで日帰り参加した。
早朝6時20分、宮崎駅東口集合。

宮崎から16名参加。
〈♂・8名〉紋章、南風、九州男、聞明、幸風、楼太、芳柳、放浪。
〈♀・8名〉みずほ、淳子、美千、敬女、えり、ふさこ、ヒサ子、まゆみ。


昨年は、熊本大地震のあと高速道路が使えず、南九州の柳人は誰も参加できなかった大会。

会場の「きらら」館には、午前10時前に到着。

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投句締め切りは、11時30分。


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楽しみにしていた昼食の山菜料理。


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アトラクションに「落語」と「フラダンス」。
どちらも、とってもお上手でした。


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恒例のジャンケン大会のあと、真島久美子さんの司会で、開会挨拶を西村正紘さん、わかば川柳会代表挨拶を真島清弘さん。

脇取りは、松尾貞美さん、城野くみ子さん、森貴子さん。

参加者202名、各課題ごと約400句の中から、入選句50句(平入選36句、天地人賞、選者吟)が披講された。


各課題の上位入選句のみ下記に紹介。


【優しい】 〈吉野ヶ里町〉真島 清弘選
いつまでも庇ってくれぬオブラート(東京都)丸山 芳夫
春だからパステルカラー着てみたい(吉野ヶ里町)松尾 凉
子が笑う鬼もやさしい顔になる(熊本市)井芹陶次郎

【種】 〈大阪府〉栃尾 奏子選
種を蒔く君を忘れることにする(佐賀市)永戸 文恵
梅干しの種名案を閃いた(吉野ヶ里町)真島久美子
6月の種を神様からもらう(吉野ヶ里町)真島 芽

【あらあら】 〈熊本市〉黒川 孤遊選
鍋の底私が一人焦げている(吉野ヶ里町)角田 幸美
真っ直ぐに海へ泳げる人歩く(福岡県)古野つとむ
春ですね人間の恋猫の恋(吉野ヶ里町)真島久美子

【溢れる】 〈大分県〉泉  談亭選
化野にあふれる仏たちの私語(福岡県)小川 清隆
軸足を定め溢れる春を翔ぶ(福岡県)河内やすこ
溺愛の檻で悲鳴をあげている(福岡県)井上 俊一

【雑詠】 〈福岡県〉梅崎 流青選
花束の中一輪は妬心なり(大阪府)栃尾 奏子
貝殻の白は海には染まらない(吉野ヶ里町)真島 凉
花びらが舞う降る今日の日の記憶(福岡県)吉開 綾子



今年も、心のこもったおもてなしと、たくさんの柳友に出会いました。

私は、久し振りの全没でしたが、250句もの秀句に出会えたので、とても満足でした。

吉野ヶ里大会は日本一の川柳大会だと思っています。

今年は無事に参加することができて、本当に嬉しかった。
楽しい一日でした。

帰宅したのは、午後8時過ぎ。
前夜は殆ど寝てなかったので、もうバタンキューでした。

来年の「第40回吉野ヶ里川柳大会」が、もう今から楽しみです。

わかば川柳会の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました。



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by ringo-utahime | 2017-04-17 18:40 | 川柳大会 | Comments(8)

3月28日(火)に届いた発表誌「第5回卑弥呼の里誌上川柳大会」(企画・卑弥呼の里川柳会、編集発行・真島久美子)を紹介。


全国590名の参加者は、過去最高の投句数。
宮崎県からは14名が投句。

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課題ごと1180句の投句の中から、入選80句、佳作5句、特選1句、選者吟1句が選出されている。

※一部の柳友と上位入選句を下記に記載。


【真】 森中惠美子選
入選
真っ白になった地震からの日記(北村あじさい)
菜の花の真っ只中にいてひとり(萩原奈津子)
お体を真摯に思う菊の紋(風間なごみ)
真正面壁と向きあう反抗期(小林 宥子)
真剣な恋ですカルピスを飲んで(小林信二郎)
あるがまま象はすべてを受け入れる(渡邊 桂太)
八合目からが男の真価です(入木田一寸坊)
真ん丸が描けて嬉しい古稀の春(藤井 英坊)
真っ白になった百歳になった(柴田 美都)
お世辞でも真正面から受け止める(中武  弓)
真剣に煙草吸ってる喫煙所(高瀬 霜石)
神様を真ん中にして無神論(主税みずほ)
ローソクが消え真相はそれっきり(楠根はるえ)
佳作
真っ直ぐに歩きたいから酒が居る(竹村紀の治)
真実はひとつ活断層の上(本多 雅子)
棺に納まるのも迫真の演技(安田 翔光)
真っ直ぐに月まで行った紙の鶴(本多 洋子)
凍み豆腐と一緒に吊るすのは真(加賀田干拓)
特選
真実はとてもさみしい雨になる(ひとり 静)
選者吟
思いきり笑ってみたい真と実


【線】 大西 泰世選
入選
線一本外し人間らしくなる(七條 美千)
待ちましょう自分の線を引くまでは(弘津 明子)
白線を引いて終わりにしてしまう(岡本  恵)
地下鉄の線路もたまに空恋し(前田 一天)
脱線をして拾った丸い石だ(中武  弓)
水平線までが私のテリトリー(新家 完司)
百歳の視線は仏さまのよう(細山田吐夢)
あたたかい大仏の肩の線 春(黒川 孤遊)
直線で書いても波を打っている(青砥たかこ)
呑み込んだ線があちこち突っつくの(ひとり 静)
佳作
曲線で行こうよ春の岬まで(森吉留里惠)
たんぽぽが最前線に咲いている(森山 文切)
まっすぐな線だと思うことにする(前中 知栄)
羽根が生えました路線変更です(阪本ちえこ)
線描のりんご夕陽が洩れてくる(船水  葉)
特選
直線よもっと野菜を食べなさい(若林 桝一)
選者吟
恵方から線一本を持ち帰る


【粒】 木本 朱夏選
入選
粒々が出て少年の反抗期(風間なごみ)
粒々にされて負け組だと悟る(月波 与生)
粒状の愛しか与えられません(森山 文切)
浅田飴まあるい缶におばあちゃん(岡本  恵)
輪廻転生する一粒の麦だ(安田 翔光)
大粒のダイヤと自由取り換える(石神 紅雀)
粒になったとは初耳だな君よ(小林信二郎)
つぶつぶを夜空へ撒いておきました(柴田 美都)
佳作
粒々のざらざら青春感情線(山本希久子)
こぼれ種風を掴んでから自由(山岡冨美子)
てのひらのひと粒希望だといいな(ひとり 静)
ご飯粒つけて花野に来てしまう(村山 浩吉)
仁丹の昭和の息を吐く男(辻内 次根)
特選
粒選りの桃なら川下で待とう(福力 明良)
選者吟
極上の嘘をひと粒さし上げる


【息】 樋口由紀子選
入選
白い息吐いて駆けだすランドセル(前田 一天)
産院の廊下で僕もスースーハー(小林信二郎)
白い息吐いて正しい春になる(柴田 美都)
真っ白い息で満ち欠け解いている(中武  弓)
この恋はとっくに息をしていない(真島久美子)
今一息ああ頂上に霧がでる(間瀬田紋章)
新緑の散歩肺までみどり色(石神 紅雀)
深呼吸して「て・に・を・は」を整える(中村 鈴女)
呼吸することに時々疲れます(城後 朱美)
溜め息をつくロボットとなら話す(徳丸 浩二)
母の焼く土人形の息遣い(さわだまゆみ)
1分の重さ待たせる待たされる(高瀬 霜石)
佳作
隣人は食べてる寝てる息してる(中岡千代美)
始まりも終わりも息をせぬ兵士(月波 与生)
オメデトウ五億回目の息ですよ(岡谷  樹)
三文判もハッとひと息かけて捺く(伊藤のぶよし)
13ページにはさんであった息(森田 律子)
特選
すぱいらるだからあすぱらがすの息(吉松 澄子)
選者吟
長靴の片方に息詰め込んで


【影】 赤松ますみ選
入選
ほろほろと太宰治の影法師(柴田 美都)
竹とんぼ影を嫌っているように(真島 清弘)
影絵からポンと飛び出す過去・未来(中村 鈴女)
行間の伏字に影が付いてくる(萩原奈津子)
影のあるおんな彩る黒真珠(さわだまゆみ)
古民家の影絵で生きてきた昭和(永友 淳子)
交差点わたしの影を見失う(阪本ちえこ)
ロボットの影を何回踏んだやら(内田 久枝)
三島忌に昭和元禄への遺影(やまぐち珠美)
私がわたくしでいるアカンベー(高瀬 霜石)
長い影僕の戦は終らない(栗山 芳彦)
ひとりごとでしたと影を踏んでおく(ひとり 静)
一枚で語りつくしている遺影(平田 朝子)
佳作
月蝕でしょうか立憲平和主義(岡谷  樹)
逃げ水を追えば三つ巴のカモメ(森田 律子)
ついていい嘘を知った日少年は(船水  葉)
抗うか引くか分水嶺の影(田辺与志魚)
闇のなか影はかくれんぼに夢中(森井 克子)
特選
影を抱き続ける冬のヴァイオリン(西出 楓楽)
選者吟
影ならば水琴窟になりました



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第39回吉野ヶ里川柳大会案内

★日時/平成29年4月16日(日)
    午前10時開場(投句締め切り11時30分)

★場所/佐賀県神埼郡吉野ヶ里町三津「きらら館」
    (東脊振インター出て右折すぐ)

★宿題(各題2句)※欠席投句拝辞
   「優しい」
   「種」
   「あらあら」
   「溢〈あふ〉れる」
   「雑詠」

★会費/1000円(昼食込み)

主催・わかば川柳会
協賛・吉野ヶ里町文化協会
後援・読売新聞西部支局、西日本新聞社、佐賀新聞社


※宮崎組の参加希望の方へ。
当日、貸し切りマイクロバスを出します。日帰り。宮崎駅東口に、午前6時20分集合。費用は参加者数で割り勘、6000円程度の見込み。申し込みは、宮崎番傘川柳会の間瀬田紋章会長まで。



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by ringo-utahime | 2017-03-29 09:35 | 川柳大会 | Comments(8)

第48回宮崎市川柳大会

3月26日(日)宮崎市中央公民館大研修室にて
『第48回宮崎市川柳大会』
が開かれた。

※昨年までの「宮崎市民川柳大会」から「民」がとれて、「宮崎市川柳大会」の名称に変わった。
※また、今回より県内外から広く欠席投句を受け付けることになった。


出席79名+欠席投句21名=合計100名の参加。

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各課題ごとに、平入選41句、佳作5句、準特選2句、特選1句、軸吟(選者吟)1句の合計50句を選出。

脇取りは、七條美千、二宮 信、さわだまゆみの3名。

※私の入選句と上位入選句のみ、下記に掲載。

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【迷子】(宮崎)吉井 楼太選
入選 迷子の夜へ手を差しのべたみすゞの詩(さわだまゆみ)
入選 情報の森で迷子のスマホ族(さわだまゆみ)
止句 少年のこころが迷子愛に飢え(上野 由美)
佳5 衛星の迷子宇宙の果ての果て(井手 良祐)
佳4 家も田も消えて迷子の過疎の村(佐藤こうじ)
佳3 詫びながら母の名を書く迷子札(橋本弐恵娘)
佳2 迷子の骨探してクレーン夕焼ける(西岡 南風)
佳1 大都会迷子になった理想主義(稲戸 楽子)
準2 GPS少しはじける迷子札(間瀬田紋章)
準1 メビウスの輪迷子の母が行き来する(植田のりとし)
特選 大国の狭間日本に迷子札(外園ピアノ)
軸吟 つながれたくさりが長い迷子札(選者)


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【鬼】(鹿児島)麻井 文博選
入選 朝に夕に鬼をなだめる介護録(さわだまゆみ)
止句 鬼にも蛇にもならぬ天狗の一人言(永友 充子)
佳5 鬼の巣が真ん中にある未来地図(間瀬田紋章)
佳4 人間の狂気を鬼も持てあます(棧 舜吉)
佳3 九条の根っこをかじる鬼がいる(吉井 楼太)
佳2 堕ちてゆく手前で鬼になりました(細山田吐夢)
佳1 ふくよかな乳房に鬼が棲んでいる(真島 清弘)
準2 美しい顔から透ける鬼の影(桜木 えり)
準1 原爆の鬼鋭角に鶴の首(西岡 南風)
特選 本当の鬼は人間だと思う(真島 凉)
軸吟 胸底に涙脆さを隠す鬼(選者)


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【コンビニ】(佐賀)西村 正紘選
入選 コンビニの旗が食育うたいだす(さわだまゆみ)
止句 コンビニが母になったり妻になる(小代千代子)
佳5 コンビニで複数形の顔になる(真島久美子)
佳4 コンビニの駐車場から足が付く(七條 美千)
佳3 コンビニに日参老いのスケジュール(稲戸 楽子)
佳2 コンビニのカフェで休息する戦士(さわだまゆみ)
佳1 コンビニに里の老舗が四股を踏む(深道 岳柳)
準2 コンビニの味で育った舌が拗ね(川崎 敬女)
準1 アマゾンとコンビニだけで用が足り(前田 一天)
特選 コンビニで予約受けます月旅行(吉井 楼太)
軸吟 半世紀前にコンビニ欲しかった(選者)


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【反対】(宮崎)西岡 南風選
入選 反対の根雪をとかすベビー服(さわだまゆみ)
入選 酒の席だけで反対する羊(さわだまゆみ)
止句 反対の声沈んだままの辺野古沖(西 ほたか)
佳5 テロという反旗世界を弄ぶ(宮本 直子)
佳4 反対派居たことダムは語らない(横尾 信雄)
佳3 反対意見ぴしり流れた静電気(山口 陽花)
佳2 未練たっぷり反対に押す離婚印(植田のりとし)
佳1 妻や子の風に反論ひっこめる(高峰 桂介)
準2 反対を向くと親父も母もいる(間瀬田紋章)
準1 ほほえんでゆっくり首を横に振る(河野 正)
特選 反対はしない気ままな猫の耳(横尾 信雄)
軸吟 散る花を踏んで反対せずに去る(選者)


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【興奮】(延岡)荒砂 和彦選
入選 夜神楽へ青い瞳もエキサイト(さわだまゆみ)
止句 沸点の低い男は飛び回り(西村 正紘)
佳5 図星つく言葉が息を荒くさせ(相田 聡子)
佳4 興奮の坩堝独りの鬼になる(肥田木聞明)
佳3 観劇の余韻右脳がまだ疼く(横尾 信雄)
佳2 興奮が醒めて別居の協議中(木下他意無)
佳1 明日逢えることを思えばもう微熱(麻井 文博)
準2 青筋を立てているから触らない(西村 正紘)
準1 興奮のルツボ人格溶けてゆく(牧野 紗絵)
特選 昂ぶりがゆっくり溶ける空の青(細山田吐夢)
軸吟 心拍の乱れ真っ白にした頭(選者)


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【乾杯】(宮崎)間瀬田紋章選
入選 乾杯の音頭もまるい国訛り(さわだまゆみ)
入選 乾杯の報告添える春彼岸(さわだまゆみ)
止句 乾杯のグラスに罅〈ひび〉を入れておく(長友てるはや)
佳5 乾杯を遠く見ている喜寿の坂(中瀬ふさこ)
佳4 取り敢えず火種はふせて乾杯です(岩崎 哲)
佳3 作業着の乾杯特許取れました(真島 清弘)
佳2 乾杯に無欲のドラが鳴り止まぬ(森永 茂)
佳1 乾杯の風に震える羽化の蝶(堀口 宏幸)
準2 乾杯を桜吹雪に急かされる(七條 美千)
準1 乾杯の裏でミサイル飛んでいる(川崎 敬女)
特選 乾杯の高さは幸せの高さ(麻井 文博)
軸吟 乾杯の中心にいる天下り(選者)


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《各賞受賞者》

宮崎市長賞
○原爆の鬼鋭角に鶴の首
(宮崎市)西岡 南風

宮崎市議会議長賞
○メビウスの輪迷子の母が行き来する
(宮崎市)植田のりとし

宮崎市副市長賞
○乾杯の裏でミサイル飛んでいる
(宮崎市)川崎 敬女

宮崎市地域振興部長賞
◎大国の狭間日本に迷子札
(鹿児島県)外園ピアノ

宮崎市文化スポーツ課長賞
◎反対はしない気ままな猫の耳
(佐賀県)横尾 信雄

宮崎番傘賞
◎昂ぶりがゆっくり溶ける空の青
(宮崎市)細山田吐夢

大矢左近太郎賞
◎本当の鬼は人間だと思う
(佐賀県)真島 凉

宮崎市芸術文化連盟会長賞〈新人賞〉
☆鬼の居ない時は陽気なコップ酒
(宮崎市)馬場さだお

※◎特選句、○準特選句、☆平入選句。

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大会終了後は「ニューウェルシティ宮崎」にて懇親会。34名参加。

カラオケも出て、盛り上がった。

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by ringo-utahime | 2017-03-27 13:40 | 川柳大会 | Comments(4)

11月6日(日)、延岡市内の「源太」にて、
『第59回延岡市文化祭川柳大会』(南樹川柳社・荒砂和彦主宰)が開催された。

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出席46名+欠席投句21名(計67名参加)。

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※注文の弁当が足りないというので、私を含めた数名は源太の1階で食べた。写真は、漁師飯定食(950円)。


13時10分開会、披講。

各自が投句した自由吟(雑詠)3句を5名の選者で共選する方式。
入選数は、特選1句、準特選2句、佳作5句、平入選34句、選者吟1句の計43句。

出席者のみ席題の時代吟がある。
今回の課題は「長屋」。
入選数は、特選1句、準特選2句、佳作5句、平入選17句、選者吟1句の計26句。

脇取りは、吉井楼太、肥田木聞明、さわだまゆみの3名が務めた。

※各選者の上位入選句と私の句を下記に記載。

【雑詠】(延岡)白鳥 ゆり選
止句 寝菩薩の母へ感謝が言い足りず(永石 珠子)
佳⑤ 飽食にサプリメントが貌を出す(吉井 楼太)
佳④ 相槌を味方と読んでいた誤算(日高 賀邁)
佳③ 政治家はガン細胞か国弱る(江藤九州男)
佳② 神の死角で冷凍精子鼓動する(永石 珠子)
佳① 悔尤の身を湯に浸し仰ぐ月(三輪 治夫)
準② 満ち足りた寝顔を糧にする介護(藤井 英坊)
準① 介護日記の余罪をつつく冬の月(さわだまゆみ)
特選 掛け稲の軋み無策を責めている(甲斐 雅人)
軸吟 核廃絶ドームの不眠不休の叫び(選者)

【雑詠】(宮崎)間瀬田紋章選
入選 電子タバコに唆される不倫劇(さわだまゆみ)
止句 堂々と長生きをしてアカンベー(甲斐 碌詩)
佳⑤ たわむ柿近所付き合い任せてる(富田 博)
佳④ 折り傘を放さぬ人と半世紀(白瀬 遊水)
佳③ 一投の牽制球が決めた道(日高 賀邁)
佳② 掛け稲の軋み無策を責めている(甲斐 雅人)
佳① 介護日記の余罪をつつく冬の月(さわだまゆみ)
準② ひとりの夜攻撃的なペンになる(七條 美千)
準① バラの棘君もいじめにあったのか(高峰 桂介)
特選 きのうまで親友だった瓶の口(内田 保)
軸吟 終了のベルが聞こえぬ電通社(選者)

《時代吟》
【長屋】(延岡)加行 大洋選
入選 輿入れの小町娘に沸く長屋(さわだまゆみ)
止句 内職の書き札揺れる裏長屋(間瀬田紋章)
佳⑤ 雲助の流転を止めた裏長屋(宮本 直子)
佳④ 夜鳴そば月を長屋へ連れ帰り(荒砂 和彦)
佳③ 士官待つ長屋にあった破れ傘(桜木 えり)
佳② お湯呑みに茶柱長屋の花見酒(柴崎 幸風)
佳① お節介生んだ長屋の壁の耳(川崎 敬女)
準② 長屋から身請けの鶴が舞い上がる(間瀬田紋章)
準① 釣瓶ガラガラ長屋の噂汲みあげる(永友 淳子)
特選 掃溜めに一羽長屋の華燭の日(伊福 保徳)
軸吟 野次馬の賑わいお化けの出る長屋(選者)

【雑詠】(延岡)伊福 保徳選
入選 介護日記の余罪をつつく冬の月(さわだまゆみ)
止句 錠剤の箱に喜劇と書いておく(嶺岸 柳舟)
佳⑤ Eメール軽い踏み絵をひそませる(植田のりとし)
佳④ いい女五欲の匂い抱いて古稀(川崎 敬女)
佳③ 九・一一 時が消すもの刻むもの(井上かおる)
佳② この国の数の力の持つ不気味(落合 洋子)
佳① 一強を囲む宴の後しまつ(宮本 直子)
準② 裃を穿いて昭和を聴いている(肥田木聞明)
準① 鶏鳴が遠い昭和を引き寄せる(河野 正)
特選 ポピュリズムの死角に研いでいる刃(荒砂 和彦)
軸吟 歴史改ざん勝者が墨を入れていく(選者)

【雑詠】(宮崎)西岡 南風選
入選 飢えと渇きに気づかれぬまま酔芙蓉(さわだまゆみ)
止句 孫抱いて偶に演じる好好爺(河野 博之)
佳⑤ 病名を年ですからと告げられる(佐藤こうじ)
佳④ 九条の目盛り都合によりずらす(加行 大洋)
佳③ 時を刻む振り子が遠くなる深夜(桜木 えり)
佳② Eメール軽い踏み絵をひそませる(植田のりとし)
佳① 都市砂漠初心を捨てた遠い夏(高峰 桂介)
準② パン食に慣れた男に汗がない(吉井 楼太)
準① 歴史改ざん勝者が墨を入れていく(伊福 保徳)
特選 失恋の欠片を背負った片えくぼ(間瀬田紋章)
軸吟 日本語の器いろいろ柳多留(選者)

【雑詠】(延岡)荒砂 和彦選
入選 介護日記の余罪をつつく冬の月(さわだまゆみ)
止句 栄光へ理不尽という橋渡る(主税みずほ)
佳⑤ 抱く膝に氷河黙って溶けてゆく(西岡 南風)
佳④ 復興の陰で算盤弾く音(吉井 楼太)
佳③ 錠剤の箱に喜劇と書いておく(嶺岸 柳舟)
佳② 畔で聞くTPPの絵空事(甲斐 雅人)
佳① 妥協していち日木偶の坊になる(間瀬田紋章)
準② 一炊の夢に潜ます赤い紙(南村のりお)
準① 相槌を味方と読んでいた誤算(日高 賀邁)
特選 妻と解く方程式にいる老後(永友 淳子)
軸吟 岩礁の無法テトリスの私腹(選者)

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~各賞受賞者~

山雨亭賞
 永友 淳子
特選賞
  甲斐 雅人
特選賞
  内田  保
特選賞
  肥田木聞明
特選賞
  間瀬田紋章
時代吟賞
 伊福 保徳

総合1位
 吉井 楼太(10点)
総合2位
 間瀬田紋章(9点)
総合3位
 主税みずほ(9点)

《欠席投句の部》

総合1位
 河野  正(6点)

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懇親会も盛り上がった。
今年は、何故かカラオケが出なかった。

皆さん、お疲れ様でした。


※大会発表誌の「汎」は、来年2月の発行です。お楽しみに。

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by ringo-utahime | 2016-11-07 15:05 | 川柳大会 | Comments(6)

10月9日(日)
『第52回 川南土の子番傘川柳大会』(岩崎 哲会長)

に参加した。

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写真は、JR川南駅。
ここから、会場の「竹乃屋ホテル」の送迎用マイクロバスに乗り込む。


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出席43名、欠席投句4名、合計47名の参加者。
開場10時、投句〆切11時30分。


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お昼のお弁当。


13時より、開会。
司会は、落合洋子さん。

雨天で各地の運動会が中止になったので、来賓席には川南町長をはじめ、町議会議長、文化連盟会長、文芸愛好会会長さんたちが勢揃い。大会に華を添えていただいた。


いよいよ、披講。
脇取りは、さわだまゆみ、七條 美千。

各課題ごとに、入選30句、佳作5句、準特選2句、特選1句、軸吟1句(合計39句)を選出。

※私の入選句と上位入選句のみ、下記に記載。

【誤解】  荒砂 和彦選
止句 言い訳が過ぎて誤解の種を蒔く(吉井 楼太)
佳⑤ 喋り過ぎ誤解の種を撒き散らす(甲斐 碌詩)
佳④ 踠くだけ誤解の海が深くなる(馬場さだお)
佳③ 誤解して坩堝の底が煮え滾る(永友 淳子)
佳② 猜疑心誤解の裾を踏んでみる(坂脇昭よし)
佳① 熱き女はいつも誤解の渦の中(細山田吐夢)
準② アバウトな問いで誤解をさせる君(西岡 南風)
準① ひまわりの誤解 季節を見失う(桜木 えり)
特選 積年の誤解をほどく遺言書(さわだまゆみ)
軸吟 言い訳はしない寡黙がとく誤解(選者)

【夕日】  間瀬田紋章選
入選 仲直りの夕日に染まるランドセル(さわだまゆみ)
入選 緩和ケアの母を抱きしめてる夕日(さわだまゆみ)
止句 削除キー押されしぶしぶ夕日落ち(永友 淳子)
佳⑤ 不条理な事も呑み込む大落暉(吉井 楼太)
佳④ よく笑う夕日の中の作業服(主税みずほ)
佳③ 原発はおやめなさいという夕日(西岡 南風)
佳② 真っ直ぐな夕日わたしを編み上げる(肥田木聞明)
佳① 路地裏の魔女が夕日を見送った(中瀬ふさこ)
準② 許そうとおもうと夕日美しい(細山田吐夢)
準① 指切りは夕日の里のできごころ(江藤九州男)
特選 冤罪を晴らす夕日がまん丸い(植田のりとし)
軸吟 夕日背に涙こらえるユニホーム(選者)

【出会い】  西岡 南風選
止句 耐えること多き出会いを泳ぎ切る(工藤 照代)
佳⑤ 久し振り出合った足で行くのれん(諸橋 勇)
佳④ 合縁奇縁地酒で出会う左遷の地(植田のりとし)
佳③ 出会いから奇跡野獣と美女だった(間瀬田紋章)
佳② 運命の恋に出会った古本屋(さわだまゆみ)
佳① 川柳に出会えて弾むペンとメモ(藤井 英坊)
準② 病室で過去の自慢の耳の蠅(西代みなみ)
準① 捨て石になって出会いが丸くなる(森永 茂)
特選 発車ベル出会いと別れ急がせる(永友 淳子)
軸吟 偶然が神にも鬼にもなる出会い(選者)

【ゴルフ】  藤井 英坊選
止句 大方の病気は治るゴルフ前(甲斐 雅人)
佳⑤ ホールインワン神の悪戯かもしれぬ(桜木 えり)
佳④ 池ポチャを鯉が吐きだすヘボゴルフ(西岡 南風)
佳③ パターゴルフ曲った腰が伸びている(七條 美千)
佳② 栄転も左遷も抱いたゴルフ帽(さわだまゆみ)
佳① ひと一倍たたいてゴルフ健康法(加行 大洋)
準② ハミングが洩れやしないかゴルフ靴(肥田木聞明)
準① お化粧をしない子が勝つ女子ゴルフ(西岡 南風)
特選 ホールインワンから人生が狂いだす(間瀬田紋章)
軸吟 ゴルフ場70才が脱皮する(選者)

【長男】  岩崎  哲選
入選 長男の嫁が舵とる老舗の灯(さわだまゆみ)
止句 長男という名を背負い継ぐ家業(藤井 英坊)
佳⑤ 長男というまぶしさを守りぬく(主税みずほ)
佳④ 少子化で長男色が消えている(西岡 南風)
佳③ 長男は靖国にいる老いた母(江藤九州男)
佳② 代々という長男の背の屋号(荒砂 和彦)
佳① 長男に十倍しゃべる嫁が来る(さわだまゆみ)
準② 結局は父を助けて父を継ぐ(西岡 南風)
準① 長男の食事はいつも温かい(間瀬田紋章)
特選 父再婚長男の座がゆれうごく(七條 美千)
軸吟 長男の嫁が泣いてた仕舞風呂(選者)

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《各賞受賞者》


川南町長賞
さわだまゆみ
「積年の誤解をほどく遺言書」

川南教育町長賞
植田のりとし
「冤罪を晴らす夕日がまん丸い」

川南町議会賞
永友 淳子
「発車ベル出会いと別れ急がせる」

文化連盟会長賞
間瀬田紋章
「ホールインワンから人生が狂いだす」

土の子会長賞
七條 美千
「父再婚長男の座がゆれうごく」

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私は、川南町長賞をいただいた。
岩崎哲会長の手書きの賞状が嬉しい。
各賞受賞者は、副賞の宮崎牛にも大喜び。


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大会終了後は、同会場での懇親会。36名参加。

バイキング料理に、ビール、焼酎、金粉入り日本酒、ロゼワインを飲み、カラオケで盛り上がった。

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土の子番傘川柳会の皆様、岩崎会長、大変お世話になりました。
楽しい大会でした。
ありがとうございました。


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by ringo-utahime | 2016-10-09 23:50 | 川柳大会 | Comments(0)

本日8月28日(日)宮崎市内の宮日会館10階・大会議室にて『第5回宮崎県現代川柳大会』を開催。

参加者117名。
(福岡 6名、佐賀 7名、大分 4名、鹿児島15名、熊本 8名、長崎 2名、宮崎75名)

県内外から117名の参加があり、5題(うち2題は共選)の課題に、1170句の作品が寄せられた。

大会司会は、吉井楼太さん。

開会前の午後12時30分からの
記念講話
は、入来わくわく番傘川柳会の外園ピアノさん『マラソンと私』。

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藤井英坊さん(大会実行委員長)の開会宣言、西岡南風さん(県現代川柳協会会長)の主催者挨拶、内藤泰夫さん(県芸術文化協会会長)の来賓挨拶。
昨年の第1位のやすの喜宏さんの優勝カップ返還式のあと、いよいよ選者による披講。

脇取りは、金山二子・平田まりん・さわだまゆみ。

各課題ごとに、選者が50句を披講。
入選41句、佳作5句、準特選2句、特選1句、軸吟1句。

~上位と私の入選句のみ下記に紹介~

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【五】 (宮崎)荒砂 和彦選
佳5 五円玉の穴から夢が湧いてくる(やすの喜宏)
佳4 五分五分の罪を背負うている逢瀬(橋本弐恵娘)
佳3 敗色の重い五秒に降りた神(日高 賀邁)
佳2 五線譜に今日のつぶやき法師蝉(西 ほたか)
佳1 飽食が五穀の色を薄くする(甲斐 碌詩)
準2 利き手五指薄い指紋を侘びる鍬(冨田 博)
準1 飄々と生きて五欲を折り畳む(藤井 英坊)
特選 五十年空気の仲が心地よい(矢野美佐江)
軸吟 写経するこころ五欲に澄み切らず(選者)

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【五】 (福岡)中村 鈴女選
入選 子雀の五感育てる読み聞かせ(さわだまゆみ)
佳5 生きている証に動く指五本(石神 紅雀)
佳4 オール五の肩に重たいランドセル(植田のりとし)
佳3 偉丈夫は五尺昭和のちから瘤(加行 大洋)
佳2 飄々と生きて五欲を折り畳む(藤井 英坊)
佳1 どん底に五百羅漢の慈悲の顔(平井 翔子)
準2 五線譜をはみ出す父の祝い唄(渡辺 幸士)
準1 ヒトを詠み人と会して五周年(緒方 正堂)
特選 したたかに生きて五欲の刺を踏む(川崎 敬女)
軸吟 五線紙に今日の音符がよく弾む(選者)

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【自転車】 (宮崎)やすの喜宏選
佳5 自転車の三角乗りで昭和駆け(永友 淳子)
佳4 自転車を支えてくれた父背負う(馬場 英俊)
佳3 伴奏入りの自転車で父帰る(真島 清弘)
佳2 電動の自転車で越す癌の坂(さわだまゆみ)
佳1 少年の孤独ペダルを踏み続け(三輪 治夫)
準2 銀輪のマドンナ追った通学路(藤本 米州)
準1 自転車で巡る遍路に風優し(藤井 英坊)
特選 自転車で駆け抜けてゆく老いの森(間瀬田紋章)
軸吟 サドルさげ背な丸くしてこぐ余生(選者)

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【自転車】 (長崎)平井 義雄選
入選 差し入れの自転車に沸く草野球(さわだまゆみ)
佳5 電動でないぞ頑固にペダル漕ぐ(平井 翔子)
佳4 得意気に三角乗りの古写真(河野 博之)
佳3 自転車に乗れない母の脚自慢(宮崎よしひさ)
佳2 自転車の荷台に父の歌がある(江藤九州男)
佳1 羽化をする日はすぐに来る三輪車(麻井 文博)
準2 銀輪の股間を抜ける青い風(肥田木聞明)
準1 一輪車の記憶体幹の記憶(冨永紗智子)
特選 古希祝い頂き物は軽快車(佐藤 弘二)
軸吟 兄ちゃんにしがみついてた二人乗り(選者)

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【染まる】 (熊本)平田 朝子選
佳5 東京に本籍移すほど染まり(日高 正昌)
佳4 偏差値が弾く染めむらある頭脳(棧 舜吉)
佳3 虹色に染まって恋の七変化(矢村なお美)
佳2 終活の祈り華麗な染め上がり(棧 舜吉)
佳1 染まりたいように染めてはくれぬ人(真島久美子)
準2 都会の水に染まり郷にはかえらない(細山田吐夢)
準1 元彼も彼も私が染めました(山下 華子)
特選 オーロラは七色君は腕の中(石神 紅雀)
軸吟 ある神に染まると命惜しくない(選者)

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【クレーム】 (宮崎)間瀬田紋章選
入選 クレームに耐える女将の白い足袋(さわだまゆみ)
佳5 クレームが社内一周させられる(有馬 吟友)
佳4 良くとおる声だクレームが響く(真島美智子)
佳3 クレームを付けて男をひとり消す(渡辺 幸士)
佳2 申し出をクレームなどと騒ぎ立て(平澤 泰山)
佳1 クレームを化学反応させてみる(真島久美子)
準2 ひと夜寝せ苦情は丸み帯びてくる(石神 紅雀)
準1 クレームにクレーム付けて突き返す(黒木余生忘)
特選 クレームの真ん中に居る蝉しぐれ(黒木 情六)
軸吟 クレームの電話寂しい人ばかり(選者)

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【猫】 (宮崎)西岡 南風選
佳5 サバンナを目指した猫は獅子になる(萩原奈津子)
佳4 ふり向いた猫の目にある捨てぜりふ(宮本 直子)
佳3 私にも小さな意地が猫パンチ(永友 淳子)
佳2 送り火を始末するまで猫も居て(甲斐 雅人)
佳1 愛猫に一句捻って墓碑とする(冨田 博)
準2 愚痴を言う妻へすり寄る猫の首(間瀬田紋章)
準1 お互いに猫に小判と思ってる(真島美智子)
特選 よいしょして孤高の猫にうとまれる(黒川 孤遊)
軸吟 膝に来て礼も言わずに青い猫(選者)



《大会成績》

第1位 藤井 英坊(宮崎)10.5点
第2位 石神 紅雀(鹿児島)9.5点
第3位 間瀬田紋章(宮崎)9.0点
第4位 肥田木聞明(宮崎)9.0点
第5位 真島久美子(佐賀)9.0点
第6位 平井 翔子(長崎)9.0点
第7位 緒方 正堂(熊本)8.0点
第8位 棧 舜吉(宮崎)8.0点

※特選3点、準特選2点、佳作1.5点、入選1点、軸吟1点。
※同点の場合は入選内容を確認し、上位で入選の方を優先。

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大会終了後の懇親会は『ラディッシュ・セブン』にて。53名参加。
お開きまで残ったメンバーで、記念撮影。

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by ringo-utahime | 2016-08-28 22:57 | 川柳大会 | Comments(4)

第27回 南日本川柳大会

5月8日(日)、鹿児島市勤労者交流センターで開催された「第27回 南日本川柳大会」に日帰り参加した。

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地震の後にもかかわらず熊本からは6名の柳友が参加された。
宮崎組は24名参加。
全体で、93名の参加数となった。


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お昼に食べた「黒豚とんかつ」。久し振りで、とても美味しかった。


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13時開会。
来賓挨拶に、宮崎県現代川柳協会の西岡南風会長。

いよいよ、選者による披講。
各課題ごとに、特選1句、準特選1句、佳作5句、入選43句、軸吟1句の計51句が発表された。


~上位入選句と私の入選句~

【譲る】 石神 紅雀選
入選 身代を譲って風になった父(さわだまゆみ)
佳5 太陽をあつめて残す父祖の土地(永井ききょう)
佳4 譲られて譲る優しさ身につける(藤井 英坊)
佳3 季節を譲りツバキ真っ赤なまま落ちる(高峰 桂介)
佳2 ミサイルが好きな世襲の二重あご(浅井 文博)
佳1 譲られた席へヒップが畏まる(平田 朝子)
準特 会長を譲り倉庫の番をする(平田 朝子)
特選 花束のない人生を子に譲る(亀之園憲子)
軸吟 妻の座を譲られましてうふふふふ(選者)


【ちくちく】 馬場ナオミ選
入選 特攻兵の手紙に痛む胸の奥(さわだまゆみ)
入選 母さんへちくちく痛む青い嘘(さわだまゆみ)
佳5 まだ止まぬ四月十四日の疼き(麻井 文博)
佳4 思春期の父に背いた日の日記(外園ピアノ)
佳3 ちくちくと老いが意地悪言わせてる(大薗 正柳)
佳2 頑張れの言葉が今日は棘になる(麻井 文博)
佳1 また今日もあの失敗を攻め立てる(今井 龍誠)
準特 ちくちくと制裁すれば核武装(馬場 英俊)
特選 嫁姑どこかちくちくする会話(藤井 英坊)
軸吟 手折ろうとすれば私もバラも刺す(選者)


【くっきり】 間瀬田紋章選
入選 母の日の残像浮かぶ車椅子(さわだまゆみ)
入選 くっきりと原色で描く未来地図(さわだまゆみ)
佳5 生命線くっきり延びて一人旅(桜木 えり)
佳4 SOSとくっきり書いた避難の子(江口利三郎)
佳3 くっきりと見える余命の地平線(西岡 南風)
佳2 領海をくっきり引くと海荒れる(平田 朝子)
佳1 廃炉への道をくっきり描けますか(橋本 博臣)
準特 青春のあざがアルバムから透ける(麻井 文博)
特選 頑張るけんくまモンが書く太く濃く(上野 由美)
準吟 くっきりと4Bで書く初夏のギャグ(選者)


【安い】 平田 朝子選
佳5 安全な愛ですひとついかがです(石神 紅雀)
佳4 値段だけ言ってはおれぬツアーバス(安永 理石)
佳3 ぬるい酒愚痴が男を安くする(橋本弐恵娘)
佳2 救助後のお茶一杯がありがたい(松本 清展)
佳1 テロリスト少女の命安くする(さわだまゆみ)
準特 薄給の私へ過ぎた妻といる(徳丸 浩二)
特選 さよならへダイヤが急に色褪せる(春田あけみ)
軸吟 格安券ネットで弾き出してみる(選者)


【乱】 麻井 文博選
入選 人知れず母さんの抱く花の乱(さわだまゆみ)
佳5 終章は乱れた文字のありがとう(今井 龍誠)
佳4 乱舞する血潮あなたに逢うてから(石神 紅雀)
佳3 わが胸の誇りをゆする乱気流(主税みずほ)
佳2 情念を綴る日記は炎と乱れ(平瀬 芙蓉)
佳1 敗走の父の乱れをいとおしむ(主税みずほ)
準特 保育園落ちたネットで起こす乱(徳丸 浩二)
特選 百態の修羅をくぐった母の帯(石塚ひろみ)
軸吟 後列で回れ右する蟻の乱(選者)


~大会句賞~
花束のない人生を子に譲る(亀之園憲子)



~総合順位~
1位 石神 紅雀(8点)
2位 平瀬 芙蓉(8点)
3位 麻井 文博(7点)
4位 亀之園憲子(7点)
5位 さわだまゆみ(7点)


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この大会を最後に、鹿児島県川柳協会の会長が、石神紅雀さんから麻井文博さんにバトンタッチされた。
一昨年のプレ国文祭、昨年の国文祭開催と、紅雀会長の功績は甚大だった。
紅雀さん、大変お疲れ様でした。
ありがとうございました。


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by ringo-utahime | 2016-05-10 14:33 | 川柳大会 | Comments(10)

第47回宮崎市民川柳大会

3月27日(日)宮崎市中央公民館大研修室にて『第47回宮崎市民川柳大会』が開かれた。

出席88名(うち県外は、福岡1名、佐賀10名、鹿児島10名)+欠席投句5名=合計93名。

私は諸事情により残念ながら欠席投句だったので、植田のりとしさんに頼んで、大会の模様を録音して貰った。

※写真は、真島久美子さん、植田のりとしさん提供。

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各課題ごとに、平入選41句、佳作5句、準特選2句、特選1句、軸吟(選者吟)1句の計50句を選出。

脇取りは、肥田木聞明、七條美千、二宮 信さんの3名。

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私の入選句と上位入選句のみ、下記に記載。
※ボイスレコーダーを聴いて拾ったので、漢字等表記間違いもあり。ご了承のほど。


【薬】(宮崎)吉井 楼太選
入選 安定剤いらぬ桜の膝まくら(さわだまゆみ)
佳5 ドクダミの効能を説く母の医書(七條 美千)
佳4 薬では治らぬ恋の花時計(西代みなみ)
佳3 薬袋のふくらみ母の枕元(間瀬田紋章)
佳2 鼻ぐすり内ポケットで締める首(西岡 南風)
佳1 薬草がノーと答える不老不死(西村 正紘)
準2 錠剤の祈りが癌の列にある(主税みずほ)
準1 ポケットの鎮静剤が底をつく(間瀬田紋章)
特選 不老長寿の願いを嗤う薬箱(さわだまゆみ)
軸吟 母さんの心の薬一行詩(選者)


【直選】(鹿児島)石神 紅雀選
入選 直線の男をつつむ割烹着(さわだまゆみ)
入選 一直線の信仰が生む血の歴史(さわだまゆみ)
佳5 世に逆らい一直線に飛ばす核(西岡 南風)
佳4 真っすぐに影を落として世を渡る(間瀬田紋章)
佳3 直線が生まれる ここじゃない何処か(真島久美子)
佳2 直線をはずれて昼寝しようかな(真島 凉)
佳1 真っすぐに生きて明日の米がない(江藤九州男)
準2 千年杉に一直線の意地を見た(主税みずほ)
準1 お父さんいつも直線かっこいい(真島 芽)
特選 容赦なく直線でくる子どもの眼(川崎 敬女)
軸吟 真っすぐな視線背中に父がいる(選者)


【台所】(佐賀)真島久美子選
入選 アドリブが冴えてる父の台所(さわだまゆみ)
佳5 埋もれたくなくてキッチンから逃げる(春田あけみ)
佳4 台所プリマドンナの妻が舞う(河野 博之)
佳3 哲学の匂い男が立つ厨(横尾 信雄)
佳2 お父さん片付けまでが料理です(福嶋 彦猫)
佳1 台所忘れた母を抱く夕陽(高峰 桂介)
準2 キッチンに妻のミサイル置いてある(山崎 蘭草)
準1 空襲もお産もあったかまどの火(西 ほたか)
特選 光らせる鍋は女の意地である(中島 俊子)
軸吟 まな板の音がしている始発駅(選者)


【舞台】(宮崎)間瀬田紋章選
入選 脇役のおんなが纏う導火線(さわだまゆみ)
入選 復興へ燃える男のせり舞台(さわだまゆみ)
佳5 舞台裏ここは翼を畳む場所(真島久美子)
佳4 清貧の舞台 万年筆ひとつ(真島 清弘)
佳3 産声が響く舞台が始まるぞ(細山田吐夢)
佳2 舞台裏ばかりを駆けている鼠(堀口 宏幸)
佳1 清水の舞台の下にマット敷く(黒木余生忘)
準2 さよならは桜吹雪の中でする(真島久美子)
準1 好きですの台詞に詰まる初舞台(宮崎よしひさ)
特選 博多座に林芙美子の風がある(山崎 蘭草)
軸吟 現役を去る日の舞台 稲を刈る(選者)


【古本】(延岡)荒砂 和彦選
佳5 青春の飢えを救った古本屋(主税みずほ)
佳4 古本に時おり帰省しています(あさきゆめじ)
佳3 古本に何か掴んだ跡がある(麻井 文博)
佳2 古本にもの言いたげな父の筆(橋本弐恵娘)
佳1 古本の傍線にある人生譜(二宮 信)
準2 色褪せた本を愛しむ春の宵(吉岡 野花)
準1 古本の手垢のしみにある矜持(橋本弐恵娘)
特選 パピルスの言葉の森にある絵巻(植田のりとし)
軸吟 古本の再読 果実の刻なぞる(選者)


【魔女】(宮崎)西岡 南風選
佳5 うたた寝へ可愛い魔女は三歳児(間瀬田紋章)
佳4 二十四時 淑女と魔女の分岐点(太田ちかよし)
佳3 にっこりと呪文忘れた魔女と棲む(工藤 照代)
佳2 貞淑な鏡が魔女を描きたがる(伊福 保徳)
佳1 強行の兆しか魔女が紅をひく(甲斐 雅人)
準2 魔女と天使 ふたつの彩を身にまとう(高峰 桂介)
準1 魔女の笑み弱いこころを突いてくる(藤井 英坊)
特選 喪服脱ぐ女は魔女に成り急ぐ(肥田木聞明)
軸吟 ひとり酒 魔女になりたい星月夜(選者)



~各賞受賞作品~

宮崎市長賞
ポケットの鎮静剤が底をつく(間瀬田紋章)

宮崎市議会議長賞
容赦なく直線でくる子どもの眼(川崎 敬女)

宮崎副市長賞
さよならは桜吹雪の中でする(真島久美子)

宮崎市地域振興部長賞
空襲もお産もあったかまどの火(西 ほたか)

宮崎市文化スポーツ課長賞
キッチンに妻のミサイル置いてある(山崎 蘭草)

宮崎番傘賞
色褪せた本を愛しむ春の宵(吉岡 野花)

大矢左近太郎賞
パピルスの言葉の森にある絵巻(植田のりとし)

宮崎市芸術文化連盟会長賞(※新人賞)
古本の傍線にある人生譜(二宮 信)


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by ringo-utahime | 2016-03-28 09:59 | 川柳大会 | Comments(10)

2月20日(土)、朝から雨のなか、鹿児島市勤労者交流センターで開催の『第44回南日本女流川柳大会』に足を運んだ。

鹿児島、宮崎、佐賀、三重、東京から、総勢45名の女流川柳作家が集結。


宮崎県から9名(ほたか、みずほ、淳子、敬女、えり、まりん、まゆみ。今回初は、充子、美千)参加。


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午前10時開場、11時15分投句締め切り。11時30分からは、久保ケセラセラさん司会で恒例のレクレーション。

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彩り鮮やかで美味しいお弁当。

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下記の写真は、じゃんけん大会の品々。参加者の持ち寄りで、いろいろなものがあって、楽しい。

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いよいよ入選句の披講。
各題ごとに、特選1句、準特選1句、佳作5句、平入選30句、軸吟(選者吟)1句の「計38句」を発表。※初恋賞(平入選第1句目)と止句賞(平入選最後の句)には、大学ノートが配付。

後方のプロジェクターに呼名の後に柳号が出て、作者のフルネームが判って良い。

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※宮崎組と上位入賞句を下記に記載。(ボイスレコーダーから拾ったので、漢字等の間違いはご容赦のほど)

【言い訳】(指宿)馬場ナオミ選

入選 言い訳を聞いているのは男たち(七條 美千)
入選 家系図へ言い訳できぬ恋の染み(主税みずほ)
入選 言い訳は聞かぬふりしてインプット(桜木 えり)
入選 言い訳があっけらかんと通り過ぐ(永友 充子)
入選 言い訳が軽い音たて逃げていく(永友 充子)
入選 言い訳を泳がしている母の海(川崎 敬女)
入選 言い訳は無用と母の平手打ち(川崎 敬女)
入選 言い訳を明るく許す掃除ロボ(さわだまゆみ)
入選 ポケットに言い訳ばかり溜まりだす(桜木 えり)
入選 言い訳が内ポケットで顔を出す(西 ほたか)
入選 ツーショットに言い訳の要る間柄(七條 美千)
入選 言い訳をしないあなたに惚れました(永友 淳子)
佳5 ふざけてはいません親もこんな顔(前田 洋子)
佳4 言い訳になると多弁な二枚舌(平田まりん)
佳3 ハイハイと言い訳聞いて切符切る(永井ききょう)
佳2 おかしいわ砂糖が塩に化けたのよ(前田 洋子)
佳1 早咲きの桜 言い訳ばかりする(永友 淳子)
準特 カットバンまだ言い訳があるらしい(真島久美子)
特選 しどろもどろかわいい男だと思う(真島美智子)
軸吟 言い訳のない犬と住むワンルーム(選者)

【分別(ふんべつ)】(入来)外園ピアノ選
入選 分別の部屋を通って大広間(永友 充子)
入選 分別の母がどなたと問うて闇(川崎 敬女)
入選 分別のない男に惚れた花のウツ(さわだまゆみ)
入選 どこでどう分別できる戦後処理(主税みずほ)
入選 分別を脱ぎ捨てた古希ケセラセラ(川崎 敬女)
入選 分別を捨てた大人の持つナイフ(西 ほたか)
佳5 分別を抱いて渡れぬ愛の河(さわだまゆみ)
佳4 空腹に分別の顔勝てません(前田 洋子)
佳3 分別をもって平和の輪に入る(平瀬 芙蓉)
佳2 分別は白いカラスを認めない(石神 紅雀)
佳1 深追いはすまい思い出汚さない(春田あけみ)
準特 野の花の分別そっと咲いて散る(真島美智子)
特選 行間に詰まる思いを汲んでやる(春田あけみ)
軸吟 分別が邪魔して恋を踏み出せず(選者)

【サロン】(入来)春田あけみ選
入選 ママ友のサロンに透ける嫉妬心(さわだまゆみ)
入選 美容室 人間もよう紡ぎだす(西 ほたか)
入選 ネイルサロンときめく春へ脱皮中(桜木 えり)
入選 熟女全開エステサロンの客になる(主税みずほ)
入選 映画に見るサロンに遠い8畳間(七條 美千)
入選 日焼けサロン ワイルド気取る羊たち(さわだまゆみ)
入選 邂逅と別れを知っているサロン(永友 淳子)
入選 辞書ひとつサロンの風に遊ばせる(主税みずほ)
佳5 美容室 前髪だけで五百円(松尾 凉)
佳4 文芸のサロン女流に限ります(馬場ナオミ)
佳3 エステサロン野心剥き出す赤い爪(川崎 敬女)
佳2 花屋さん ここは心のサロンだよ(松尾 芽)
佳1 歌声のサロンに命延びている(石神 紅雀)
準特 変身を迷うおんなのヘアサロン(桜木 えり)
特選 エステからクレオパトラになって出る(真島美智子)
軸吟 磨きたて私を春に見せにいく(選者)

【久し振り】(鹿児島)亀之園憲子選
入選 曾孫でき母の口から子守唄(平田まりん)
入選 久し振り角を隠している和服(さわだまゆみ)
入選 久し振りステーキ皿が食卓に(永友 淳子)
入選 生きるすべ娘と語る久し振り(七條 美千)
入選 久し振り母の手を取る里帰り(永友 淳子)
入選 久し振り長い時間に点火する(西 ほたか)
入選 久し振り方言に酔う芋煮会(さわだまゆみ)
入選 久し振りラジオ体操 骨わらう(西 ほたか)
佳5 久し振り笑ったねってナースから(石神 紅雀)
佳4 蛍窓の友 再会を温めあう(大窪りんず)
佳3 久し振り薔薇を貰った倦怠期(桜木 えり)
佳2 久し振り墓参に父の風が吹く(七條 美千)
佳1 埋火に火を点けたのは久し振り(春田あけみ)
準特 脳天へお久し振りの喝入れる(主税みずほ)
特選 久し振り抱いた軽さの母に泣く(平瀬 芙蓉)
軸吟 久し振り海の青さに癒される(選者)

【騒ぐ】(鹿児島)平瀬 芙蓉選
入選 よく喋る口を塞いだ熱いキス(桜木 えり)
入選 胸騒ぎ妻が三つ指ついている(川崎 敬女)
入選 父と子の血潮が騒ぐ甲子園(永友 淳子)
入選 地域再生おんな神輿の血が騒ぐ(さわだまゆみ)
入選 騒ぐほど持てぬ夫を待つ深夜(七條 美千)
入選 サクラサク 歓喜のスマホ騒ぎだす(平田まりん)
入選 物忘れ増えてまわりが騒ぎだす(平田まりん)
入選 美女つどう女流大会血が騒ぐ(さわだまゆみ)
佳5 母天寿騒ぐ男の涙壺(川崎 敬女)
佳4 ミサイルに騒ぎゼロ金利に騒ぐ(石神 紅雀)
佳3 方便へ三等席が騒がしい(大窪りんず)
佳2 駆け引きのソロバン騒ぐのし袋(主税みずほ)
佳1 追い風に乗った運気に胸騒ぎ(上野 豊楽)
準特 胸騒ぎ開けたくなった玉手箱(永友 淳子)
特選 国会の不肖へ民が騒ぎだす(亀之園憲子)
軸吟 反対を騒ぐ安保の傘のうち(選者)

特別課題
【らくらく】(三重県鈴鹿市)青砥たかこ選

入選 物欲を減らせば呼吸らくになる(平田まりん)
入選 もんどりうつらくらくいかぬサーフィーン(永友 充子)
入選 就活へプチ整形で事もなく(さわだまゆみ)
入選 らくらくと息子 米寿の母背負う(永友 淳子)
入選 お姫様だっこの日までダイエット(桜木 えり)
入選 らくらくのスマホに苦戦指の先(平田まりん)
入選 らくらくとネットで拾う恋レシピ(さわだまゆみ)
入選 コマーシャルほどには出来ぬ家事育児(西 ほたか)
入選 墓場までらくらく行ける足がある(主税みずほ)
入選 方程式らくらく解けた橋の上(桜木 えり)
入選 酒豪の父らくらく逝った神の加護(七條 美千)
入選 ピンぼけをらくらく生きてゴールイン(主税みずほ)
佳5 乗り越えた冬の辛さは見せぬ花(真島久美子)
佳4 クレーンで何処まで伸びるビルディング(稲森由美子)
佳3 らくらくの椅子はらくらく落とされる(上野 由美)
佳2 らくらくと生きて何だか物足りぬ(亀之園憲子)
佳1 声援に余裕の顔で切るテープ(真島美智子)
準特 上流じゃないが家電というメイド(永井ききょう)
特選 火の島に抱かれ噴火は子守唄(石神 紅雀)
軸吟 猿だったころはらくらく出来たのに(選者)


各課題の特選+準特選から《大会句》に真島美智子さん
『野の花の分別そっと咲いて散る』
。最大の詩人と呼ばれるイエスキリストの「空の鳥、野の百合を師とせよ」という教えを彷彿とさせる。

~大会成績~

(※特別課題「らくらく」を除いた入選句の総合点。1句1点。同点の場合、特選、準特選、佳作等の入選内容で決定)
★1位・石神 紅雀(鹿児島)10点
★2位・さわだまゆみ(宮崎)9点
★3位・平瀬 芙蓉(鹿児島)8点
★4位・真島久美子(佐賀)8点
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私は2位。副賞賞金は一千万円。(笑)

大会終了後の懇親会は『ホテル タイセイアネックス』1階の「黒潮の間」にて。午後4時30分より。29名参加。(宮崎組は4名)
たくさん出たお料理を美味しくいただき、お腹一杯。歌と踊りも飛び出して盛り上がった。
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最後まで残った面々で記念撮影。

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by ringo-utahime | 2016-02-21 23:30 | 川柳大会 | Comments(10)

去る11月15日(日)、延岡市内の「源太」にて『第58回延岡市文化祭川柳大会』(南樹川柳社・荒砂和彦主宰)が開催された。

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(※私は一番右のカップを戴いた)


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出席投句43名+欠席投句18名(合計61名)。

自由吟(雑詠)3句投句を5名の選者で共選する方式。
入選数は、特選1句、準特選2句、佳作5句、入選34句、選者吟1句の計43句。

出席者のみ席題の時代吟あり。
今回の課題は「代官」2句投句。
入選数は、特選1句、準特選2句、佳作5句、入選17句、選者吟1句の計26句。

脇取りは、井上かおる、主税みずほ、さわだまゆみの3名が務めた。



~各選者の上位入選句と私の入選句~
(ボイスレコーダーからの聞き取り筆記のため漢字表記等の間違いもあり)

【自由吟】(延岡)白鳥 ゆり選
佳5 不条理なヒト科を睨む昼の月(さわだまゆみ)
佳4 膿んだ過去抱えて今を駆け上がる(さとうあむ)
佳3 砲煙をなびかせ日本岐路に立つ(日高 賀邁)
佳2 アスファルト剥げば地球の熱い息(山口 陽花)
佳1 マイナンバー老いた私の迷子札(柴崎 幸風)
準2 実る穂の形になって母が老い(肥田木聞明)
準1 風穴を空け心の飢餓を軽くする(主税みずほ)
特選 改憲のパッチワークの黒い戯画(伊福 保徳)
軸吟 強行なタクト何かが歪みだす(選者)

【自由吟】(宮崎) 間瀬田紋章選
入選 不条理なヒト科を睨む昼の月(さわだまゆみ)
入選 女人高野たずねる恋の余命表(さわだまゆみ)
佳5 命の絵あと一色が決まらない(宮本 直子)
佳4 巣立つ子の躾をほどく春の駅(川崎 敬女)
佳3 観艦式を海の底から見る髑髏(西岡 南風)
佳2 冬の絵が好きな貴方と風邪をひく(嶺岸 柳舟)
佳1 手鏡で母と面会しています(中瀬ふさこ)
準2 玉砂利の音で乱れる心電図(中村恵礼樹)
準1 満月の夜酒場で会ったかぐや姫(高峰 桂介)
特選 悔いという形でなぞる道標(肥田木聞明)
軸吟 人生の余白に鶴を折っている(選者)

《席題(時代吟)》
【代官】(延岡)加行 大洋選

佳5 代官屋敷山吹色の鯉泳ぐ(高峰 桂介)
佳4 代官の肥る私腹を怒る月(吉井 楼太)
佳3 代官のお慈悲にすがる年貢米(さわだまゆみ)
佳2 百姓に解けて代官一人前(宮本 直子)
佳1 悪代官斬って義憤の血が吹雪き(藤井 英坊)
準2 代官屋敷囲む覚悟の筵旗(三輪 治夫)
準1 代官に青い正義が小煩い(井上かおる)
特選 勧懲の桜吹雪が降る白洲(柴崎 幸風)
軸吟 大凶作代官年貢のお目溢し(選者)

【自由吟】(延岡)伊福 保徳選
入選 踊り子の翼をもいだ老介護(さわだまゆみ)
佳5 公園で日本経済着て寝てる(白瀬 遊水)
佳4 下克上九条支配されている(加行 大洋)
佳3 私の深みに刺さるバツ印(肥田木聞明)
佳2 信念で生ききり幸せの句読点(荒砂 和彦)
佳1 巣立つ子の躾をほどく春の駅(川崎 敬女)
準2 強行なタクト何かが歪みだす(白鳥 ゆり)
準1 終わりも始まりも線香花火の如き(荒砂 和彦)
特選 日の丸をグレーに染める謝罪劇(宮本 直子)
軸吟 改憲のパッチワークの黒い戯画(選者)

【自由吟】(宮崎)西岡 南風選
佳5 流行の風乗って女は七変化(桜木 えり)
佳4 河口へと人間どもの腐敗物(間瀬田紋章)
佳3 巣立つ子の躾をほどく春の駅(川崎 敬女)
佳2 母と行く施設の外の目は少女(甲斐 雅人)
佳1 戦の声デモに出てきた若いママ(西 ほたか)
準2 老いてなお母は童女の欠片持つ(森永 茂)
準1 涙にも明日があった遠い夏(高峰 桂介)
特選 人生の余白に鶴を折っている(間瀬田紋章)
軸吟 子に触れるそれで治った保健室(選者)

【自由吟】(延岡)荒砂 和彦選
入選 女人高野たずねる恋の余命表(さわだまゆみ)
佳5 観艦式を海の底から見る髑髏(西岡 南風)
佳4 玉砂利を踏めば声なき兵の声(三輪 治夫)
佳3 老残へ秋が弾けて童女めく(主税みずほ)
佳2 改憲のパッチワークの黒い戯画(伊福 保徳)
佳1 冬の絵が好きな貴方と風邪をひく(嶺岸 柳舟)
準2 マイナンバー老いた私の迷子札(柴崎 幸風)
準1 指切りをするたび薄くなる指紋(嶺岸 柳舟)
特選 不条理なヒト科を睨む昼の月(さわだまゆみ)
軸吟 信念で生ききり幸せの句読点(選者)



~各賞受賞者~

山雨亭賞 さわだまゆみ
特選賞 伊福 保徳
特選賞 肥田木聞明
特選賞 宮本 直子
特選賞 間瀬田紋章
時代吟賞 柴崎 幸風

総合1位 肥田木聞明(9点)
総合2位 日高 賀邁(9点)
総合3位 さとうあむ(9点)

〈欠席投句の部〉
総合1位
嶺岸 柳舟(5点)北海道


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大会終了後の懇親会では、カラオケもあり、大いに盛り上がった。

私は思いがけず憧れの「山雨亭賞」を戴いて感激だった。
川柳の神様に感謝!!!


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by ringo-utahime | 2015-11-19 05:07 | 川柳大会 | Comments(8)