りんご詩姫のブログ(新)

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2013年4月開設『りんご詩姫のブログ(新)』‥‥文芸川柳、フラメンコ、ボイストレーニング、パン教室、グルメ等々、趣味に生きる元気印「りんご詩姫」の〈気まぐれブログ〉。小さなスナックのママです。よろしく♡♡

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昨年までの「宮崎市民川柳大会」が、本年度から「宮崎市川柳大会」の名称に変わりました。

県内外を問わず、皆様のご参加をお待ちいたしております。



~第48回 宮崎市川柳大会~


◆とき/平成29年3月26日(日)
    午前10時開場(投句締め切り、午前11時半)

◆ところ/宮崎市中央公民館・3階 大研修室

◆課題と選者(各題2句投句)
  「迷子」   宮崎・吉井 楼太選
  「鬼」    鹿児島・麻井 文博選
  「コンビニ」 佐賀・西村 正紘選
  「反対」   宮崎・西岡 南風選
  「興奮」   延岡・荒砂 和彦選
  「乾杯」   宮崎・間瀬田紋章選

◆参加費/1500円(昼食・発表誌込み)






《欠席投句の場合》


★締め切り/3月17日(金)消印有効

★投句料/1000円(切手不可)

★句箋用紙/26㎝×4.5㎝(B5用紙を縦に4等分)12枚
※縦書きで、1枚に1句を記入(無記名)。郵送のこと。

★郵送先
〒880-0934
宮崎市大坪東1-6-9
宮崎番傘川柳会
間瀬田紋章 宛て


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# by ringo-utahime | 2017-02-01 18:20 | 川柳お知らせ | Comments(0)

宮崎番傘新年句会 2017

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1月15日(日)、ホテル浜荘にて「宮崎番傘新年句会」を開催。

13時より受け付け、投句締め切りは14時。

出席37名+欠席投句11名=合計48名。

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※上は、席題の印象吟の課題。

全課題に一人2句まで投句。

課題ごとに、特選1句、準特選2句、佳作5句、入選27句、軸吟1句(全36句)を選出。

脇取りは、肥田木聞明・二宮信。

※私の入選句と上位入選句を下記に紹介。

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【印象吟】 吉井 楼太選
止句 情念に染まるおんなの舞扇(まゆみ)
佳⑤ 妖艶な女の手から虹の朱(敬女)
佳④ 第二章天然色に染め直す(のりとし)
佳③ 神楽舞い霊界照らす御燈明(芳柳)
佳② 魂を泳がせてみる別天地(さだお)
佳① 愛のあるところ花咲き季稔る(舜吉)
準② 闇の中燃える女の赤い嘘(敬女)
準① 春が来た迷いが消えたシルエット(みずほ)
特選 人間の愚かを怒る神炎上(みなみ)
軸吟 神降臨生命誕生花吹雪(選者)


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【初対面】 藤井 英坊選
入選 肩書の腹さぐり合う初対面(まゆみ)
入選 初対面 地酒自慢で盛りあがる(まゆみ)
止句 真っ直ぐに目をみる人だホームラン(義山)
佳⑤ 入社式ライバルの顔焼きつける(治夫)
佳④ 初対面意気投合の縄のれん(こうじ)
佳③ 笑い合い腹探りあう初対面(さだお)
佳② 酒一杯鎧を脱がす初対面(楼太)
佳① 面接にひと色つけていく奇策(南風)
準② きょうからは世話になります介護ロボ(楼太)
準① 初対面語尾から人が透けて見え(賀邁)
特選 ハジメマシテ認知の母がするお辞儀(半球)
軸吟 ひと目見てうまが合いそう鼻メガネ(選者)

【痛い】 さわだまゆみ選
止句 根底に性善説を問う痛み(聞明)
佳⑤ 残り火へ神が不在の痛い風(みずほ)
佳④ 金曜日の五時には治る胃の痛み(桂介)
佳③ この痛み神の試練と受けて立つ(敬女)
佳② きみまろの毒が痛みを和らげる(桂介)
佳① 痛い目にあって勝ち得た自由席(さだお)
準② 痛いとこ突き合っても夫婦独楽(こうじ)
準① 陣痛なんて子の可愛さに比べれば(紅雀)
特選 鉄拳より痛みが走る母の文(のりとし)
軸吟 胸の痛み抱いて少年脱皮する(選者)


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【無人】 江藤九州男選
入選 散骨の夢を無人の宇宙船(まゆみ)
止句 無人売り場性善説が風邪をひく(桂介)
佳⑤ 無人販売作った人の名で選ぶ(ほたか)
佳④ 限界を越えて無人の村になる(信)
佳③ 良心を無人売場で試される(淳子)
佳② 無人駅 何処へ行くかと犬が問う(こうじ)
佳① AIが人間不要唱えだす(さだお)
準② 無人島領海という領土持つ(南風)
準① 記念樹のすくすく伸びて消える里(のりとし)
特選 人の香が欲しくて降りる無人駅(英坊)
軸吟 自在鉤だけ残るふる里の家(選者)


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【自由吟】 間瀬田紋章選
入選 喪の続くおんなにそそぐ冬銀河(まゆみ)
止句 包丁の音色がうたう恕の水位(聞明)
佳⑤ 準高齢知って晩酌少し足す(芳柳)
佳④ 天国の案内板が見当たらぬ(さだお)
佳③ 想い出をそろりそろりと捨てる脳(こうじ)
佳② 限りないテロに地球は楕円形(みなみ)
佳① 線引きを違えて着地あみだくじ(舜吉)
準② ご破算の出直しをする鶏一羽(美千)
準① 震度七燕の帰る軒がない(ほたか)
特選 小悪党出世双六大統領(半球)
軸吟 波紋だけ残して帰る父の石(選者)



《成績発表》

※入選句は全て1点で計算
※出席者のみ対象
第1位 植田のりとし(9点)
第2位 桜木えり(8点)
第3位 肥田木聞明(8点)
第4位 吉井楼太(7点)
第5位 馬場さだお(7点)
第6位 河野芳柳(7点)
第7位 西代みなみ(7点)
第8位 川崎敬女(6点)

ラッキー賞〈焼酎〉
受け付け番号29番 福嶋彦猫



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句会終了後に記念撮影。


16時半からの懇親会へは、27名〈男性17、女性10〉参加。
カラオケも盛り上がった。

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# by ringo-utahime | 2017-01-16 17:20 | 川柳句会 | Comments(4)
福岡市の「川柳くすのき新春号」(120号)を紹介。
43ページ。

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◆楠の会30周年記念大会
《大会特選句》


「タッチ」 楠根はるえ選
筆先のタッチ匠のただ無口(間瀬田紋章)

「タッチ」 渡邊 桂太選
神の手に触れて余命を受け入れる(緒方 章)

「わくわく」 石神 紅雀選
わくわくと遺言状を書いている(松永 千秋)

「わくわく」 西村 正紘選
風を聞き海鳴りを聞き旅にいる(黒川 孤遊)

「窓」 平井 翔子選
戦争が終った窓を開け放つ(渡邊 桂太)

「窓」 黒川 孤遊選
十階の窓十階の風匂う(古野つとむ)

「流れ」 松永 千秋選
月曜も火曜もみんな流された(加賀田干拓)

「流れ」 西岡 南風選
瀧になる水に覚悟は出来ぬまま(古野つとむ)




◆新樹抄(秋季号) 渡邊 桂太 推薦と鑑賞より抜粋

戦艦が菊の御紋を抱いて寝る(井上 俊一)
六法に愛の一文字あったなら(田代はんざき)
公転も自転も無限夏の空(山内 澄)
遠心力信じる自転車とわたし(冨永紗智子)



~近詠自選句抄「新樹」より抜粋~

レントゲン心の傷もくっきりと
デジタルに取り残されている気楽
(佐賀/横尾 信雄)

じょんがらのライブコスモス青い空
恋をしたらしい息子がまぶしいぞ
(鹿児島/石神 紅雀)

寄り道は時々します老いの戯画
九条の視野に迫って来たほたる
(福岡/石田 酎)

鳥になり空を飛ぶ夢見た記憶
任解かれ日々の暮らしを持て余す
(春日/内野童里夢)

手鏡に浮かぶ女の曲り角
震度七もう修復の出来ぬ仲
(北九州/楠根はるえ)

一円のお釣りでもやもやが消えた
足の裏なでると過去の女ひとり
(熊本/黒川 孤遊)

代読も声詰まらせる名弔辞
国境を越えてよろずの神ツアー
(太宰府/小池 一恵)

ときめきの付箋を見失う秋雨
歳時記を抱きしめながら黄昏れる
音のないテレビ眺める冬の虚無
泣くことを忘れてからの蕁麻疹
デリカシーのない友だちを棄てられず
(宮崎/さわだまゆみ)


銃口へ理不尽の火が詰めてある
B面の女を生きる安堵感
(都城/主税みずほ)

言い訳はしない黙って腹を切る
礼状を読む途中から詰まる胸
(佐賀/西村 正紘)

そぞろ行く電飾の町虚無の町
年おんなテレツクテンと舞い終える
(福岡/平本つね子)

踏んばれる所で咲こう肥後椿
錆びていく脳と闘う予定表
(荒尾/松村 華菜)

残り火がくすぶっている日記帳
肩書きをいまだ書いてる名刺裏
(福岡/山下 唱悦)

いつまでも母が手を振る部屋の窓
タッチする指が絡んでからのこと
(福岡/萩原奈津子)

一本のラインを引いたのはわたし
熟成のワイン明日を裏切らぬ
(福岡/冨永紗智子)


◆課題吟「光」 北村あじさい選より抜粋
一条の光を生んだ会議室(石神 紅雀)
生き様を語ると光る師のことば(石田 酎)
光るものいっぱいつけてなお孤独(河野 成子)
スーパームーンに心の裏をのぞかれる(倉本 智子)
鉛筆が光る書きなさいと光る(黒川 孤遊)
月光が癒してくれた失意の日(山下 唱悦)
日の光モネは宇宙の色で描く(横尾 信雄)
飢えてなお眼光にある深い慈悲(主税みずほ)
〈佳作〉
ボランティアの手話から咲いた恋光る(さわだまゆみ)
逆光に立って本心さらさない(平本つね子)
海の底わたし発光しています(萩原奈津子)
〈秀句〉
背水の陣が男を光らせる(千代 八斗)
草原の光を浴びて脱皮中(馬場ゆうこ)
〈軸吟〉
万物の放つ光に生かされる(選者)



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# by ringo-utahime | 2017-01-08 23:50 | 川柳誌 | Comments(4)

「川柳葦群」第40号

「川柳葦群」第40号(柳川市・梅崎 流青 編集発行)を紹介。
44ページ。

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◆葦の原推奨作品(梅崎 流青選)より抜粋

水のない川が流れている枕(荻原 鹿声)
回転木馬揺らし戦争したむかし(土居 哲秋)
人を売る指しなやかに強かに(木本 朱夏)
凍てる夜は又三郎が戸をたたく(小林 宥子)
正体がバレないように笛を吹く(夏 夕子)
他愛ないことを話して雨になる(山部 牧子)
わがままに生きて孤独の終身刑(さわだまゆみ)
カタカナでしゃべると唇が渇く(青砥たかこ)



~「川柳葦群抄」より抜粋~

スペアキー貰って悩む親密度
振り出しに戻る覚悟に紙オムツ
(郡山/山下 和子)

夕焼けよ貧しき過去は追わぬとも
老人が流されていく赤い河
(札幌/小林 宥子)

定型から外れてみたい茹で卵
老い先を見つめる風の中のバラ
(和歌山/木本 朱夏)

傷だらけ別れてからの海の色
石女や骨の髄まで女です
(福岡/清野 玲子)

誰の手も垢にまみれているでしょう
人間の舌はだいたい二枚ある
(中津/和才 美絵)

退屈を蹴飛ばす薔薇のボランティア
リハーサル通りに行かぬ介護録
島の夕日 企業戦士の骨を抜く
プライドを脱いで専業主夫の道
戦争の好きな神様いる不思議
(宮崎/さわだまゆみ)


風掴むために乗り込む観覧車
生卵握り微熱があるらしい
(栃木/荻原 鹿声)

風が来て遊ぼうと言う昼下がり
正直に白いご飯が炊き上がる
(柳川/吉開 綾子)

百分の一も分かっていない胸
オレンジの屋根楽しそう哀しそう
(佐賀/真島久美子)



◆前号「川柳葦群抄」鑑賞(新家 完司)

コーヒーの香の線香を焚く盂蘭盆会(さわだまゆみ)
蝉しぐれの中に葬る朝の棘(長井すみ子)
生き残ることにも疲れ誤字脱字(中村 鈴女)
百年も前のおとこに恋をする(柴田 美都)
夕焼けが淋しがり屋を染めている(大屋 夏子)



~近詠「葦の原」(梅崎 流青選)より抜粋~

鍵かけて人間不信くり返す
室生寺の鐘切々と風に鳴る
(糟屋/中村 鈴女)

走り過ぎると戦争が近くなる
白紙では呉れない死亡診断書
(津山/土居 哲秋)

せかせかと生きて踵を踏みつぶす
嫋やかに夜をまとって逢いに行く
(和歌山/木本 朱夏)

さよならと小声で去った雪女
ほどほどの馬鹿になりたや仏さま
(札幌/小林 宥子)

ハンカチが危ない色に染まってる
とりあえず笑っていよう冬いちご
(福井/奥村美枝子)

小さめの傘でひとりは濡れている
面取りをすれば言葉も丸くなる
(京都/宮原 せつ)

シュレッダー恋の終わりはいさぎよい
感情線伸ばす妬心のふたつみつ
(札幌/夏 夕子)

風船の一つがかえらない広場
地雷原誰も気づかぬ振りをする
(福津/長井すみ子)

秋の陽はもう短編を書き終えて
水たまり一期一会の雲がゆく
(大和高田/板垣 孝志)

耳鳴りの季節よ今日も冬籠り
弾け散るまつりの後の虚ろかな
(熊本/中川しのぶ)

人のいい下駄の鼻緒は切れたまま
星の位置貫き通して無一物
(奈良/山部 牧子)

約束は誰ともしない淋しがり
平凡な幸せ傘を買いました
(筑後/木村 翔龍)

充電をし過ぎて弾まないハート
別れ話聞いて煮つまる豆腐鍋
問題点見て見ぬふりの自動ドア
スーパームーンゼロの私を曝け出す
わがままに生きて孤独の終身刑
卵かけごはん独りのクリスマス
泣きたい気持ち笑い飛ばして赤ワイン
(宮崎/さわだまゆみ)


擦り切れないようにときどき空をみる
恋人未満こころを満たす絵が画けぬ
(岐阜/堀 久美子)

極月のくちびる紅く紅く塗る
わたくしが流れていった冬の川
(福岡/柴田 美都)

鍵つける日の哀しみと悔しさと
また爪を汚す優しくなる度に
(佐賀/真島久美子)

お喋りが過ぎてアワダチ草の悔い
一匹のヒト科になってゆく枯野
(和歌山/佐藤 倫子)

褒められた今日を抱きしめ生きていく
ジェラシーの鋏錆びてもいいんだよ
(荒尾/松村 華菜)

ネガティブを描く二色のクレヨン画
空想の中を泳いでいるピエロ
(松江/石橋 芳山)

わたくしを解毒してゆく空の青
一匹で生きる男のやせ我慢
(朝倉/緒方 章)

唇だけで満たされましょう白い髪
美しいもの洗っても黒い水
(鹿児島/石神 紅雀)

やんわりと妻が背を押す応援歌
ちぎれ雲人恋しくて恋しくて
(福岡/石田 酎)

さりげなくサヨナラ言っていた友よ
歩きだす別の男が胸にいる
(宮崎/西岡 南風)

冬ざれへ色鉛筆の温い絵だ
オリオンを覗く眼鏡で世を渡る
(都城/主税みずほ)



◆前号「葦の原」鑑賞(大西 泰世)より
未使用の青空ここで出そうかな(清水美智子)
どの指も叛くきっかけ待っている(長井すみ子)
悲しいねすぐにゴメンナサイと言う(真島久美子)
音もなくヒトの毀れてゆく気配(村上 久美)
あやとりを手繰ってふる里へ帰る(柴田 美都)
鉛筆を削ろう愛が届くまで(弘津 明子)



◆課題吟「開く」(小林 宥子選)

満開の桜わたしは旅に出る(平井 翔子)
胸襟を開いてからの冬ごもり(中川しのぶ)
玉手箱開く勇気を試される(太田ちかよし)
四次元の扉を開けてから独り(佐藤 倫子)
 自動ドア開く疑うこともなく(堀 久美子)
 愛犬にだけ心開いている戦士(さわだまゆみ)
 認知症の母が開いた別世界(三宅 保州)
 いたずらな風が開いた自動ドア(選者)


◆課題吟「鈴」(山口由利子選)

信じよう心の中で鳴らす鈴(肥田木聞明)
朝帰り詫びているのか猫の鈴(太田ちかよし)
迷路から出るまで母は鈴を振る(楠根はるえ)
亡き母の根付けの鈴と旅に出る(さわだまゆみ)
乳母車手さぐりの世を突き進む(主税みずほ)
 贖罪の遍路の鈴が澄んでくる(楠根はるえ)
 居酒屋に潜ると首の鈴が鳴る(石橋 芳山)
 修験者の目にも愛らし彦の土鈴(選者)


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# by ringo-utahime | 2017-01-06 15:15 | 川柳誌 | Comments(0)

『目(眼・瞳)』川柳

昨年12月、数年ぶりに「コンタクトレンズ」をリニューアルした。

数年前から「遠近両用コンタクトレンズ」を使用している。

コンタクトレンズはメガネと違い、瞬きの際に目の中で回転してしまうので、遠近両用コンタクトレンズは《レンズの中心部が強めの度数、外側の部分が弱めの度数》という設計になっている。
レンズの外側から中心に向かって、近用部・移行部・遠用部の三層に分かれる。

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「せっかくコンタクトの定額制プランを利用しているのだから、半年に一度は検診に来てください」といつも言われるのだが、時間がないのと、つい面倒になって、なかなか眼科に足を運ばないのが現状。
反省すること、しきり。

コンタクト装着時には、目薬も欠かせない。

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パソコンやスマホの使用過多で、ほとんどの現代人は「疲れ目」に悩まれているのではないだろうか。

ちなみに、目に良いとされている食品には、ブルーベリー、緑黄色野菜(ケール・ほうれん草・ブロッコリー・人参)、レバー、魚介類(サザエ・ホタテ・ハマグリ・アサリ・イカ・タコ)、卵黄、ごま、カシス……などがある。



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所有する川柳本から、課題『目(眼・瞳)』の川柳を集めてみた。

【目(眼・瞳)】
象さんのようなやさしい目に負ける(柏木 和代)
発端はふと目が合った昼下がり(松岡十四彦)
病人のあきらめている目に出会い(平井与三郎)
子はみんなママの味方をする目つき(小林 敬山)
新鮮な街を見たくて目を洗う(片岡 直人)
心まで覗かれそうな目に出会い(麓 弘子)
誘う目に許す目元が笑いかけ(中野 悠歩)
目を閉じてものいう人の根性悪(丹波 太路)
目をつむることにも慣れて自己欺瞞(岡田ツユ子)
この席でそれを言うなと目で抑え(櫻井 長幸)
燃える目で好きな人などないと言い(熊野 禎三)
目が二つあって眼帯ありがたし(宮城 亜亭)
伏し目がち言えば言うことある女(米澤 暁明)
つぶてより痛いだまっている視線(田中 南桑)
耳打ちに妻のかがやく目も久し(博多 成光)
美はそこに十人十色男の目(須之内まいと)
薙刀の気魄恩師の瞳にのこり(平井 良子)
殴られて殴られ役の瞳がきれい(渡辺 吐酔)
澄んでいる瞳に嘘をつけずいる(川井 古雨)
鎹と知らぬ子供の澄む瞳(松崎 豊)
ほめられる人の隣で目をそらし(安田蝶の助)
純喫茶の隅にスランプ目をつむり(高田しかを)
右の目が左の噂見たくなる(古本 修六)
見て見ない振りの出来ない目が奇麗(宮内 泉都)
時々は泣いて眼のアカ掃除する(馬場しゅうじ)
目線下げ聞こえはじめたギャル言葉(小舟 英孝)
偽りを固めてしまうクールな目(大塚 角坊)
もうひとりのわたしの醒めた目が恐い(中西美和子)
嵌り役さすが見抜いた目は確か(能勢 孤高)
左の目と右の目別の女みてる(福岡 義龍)
ことばより目のかがやきを信じよう(弓削 和風)
孫の目が欲しい私の針仕事(吉野 馨)
白い杖大地しっかと踏みしめる(牟田口善治)
老眼に天眼重ね活字好き(林 伯馬)
献眼の目で次の世も見るつもり(北川志津子)
人生の裏を見てきた目を洗う(板井 水狗)
保護司の目正面に見て立ち直る(保木 寿)
君の瞳が少年になるチョコパフェ(児玉 寿子)
誰かしら仮装の中の瞳が笑う(鷹野 五輪)
十指みな目にして手話が美しい(大橋 政良)
能面のすでに二つの目が笑い(新井 笑葉)
廃棄物目のない魚が書く訴状(池 さとし)
目隠しをとれば独りの飯茶碗(高松 時子)
哲学を少し捉えた秋刀魚の目(田中 良積)
振り向けば振り向いている過去の人(小野 桂仙)
アイバンク絶対生かす私の目(後藤 博子)
私のね見る目確かでこの旦那(野口らいら)
老眼鏡批判する目が肥えている(村上 翠石)
反抗期終わったみたい目線合う(矢村なお美)
目が合って仲良くなった綿ぼこり(菅井 真美)
真夜中の蜘蛛が寂しい目をするよ(小島 蘭草)
営業のスマイル眼だけ笑わない(高杉 力)
簡単に特攻語るなと伏し目(石神 紅雀)
目薬を忘れずにさしニュース見る(中倉千恵子)
目障りな荷物が多く落ち着けぬ(藤野佐津子)
目が合ってまた火が付いた古い傷(元持 和子)
もう一度素顔になっている目線(須田さゆり)
みどり児も笑う瞳に家族の和(森川 京子)
裏切りも嘘も知らない子の瞳(倉田くみこ)
何にでも挑戦ひとみ輝かせ(本間 枝美)
飢餓の子の目が悲しげな写真展(成田 勉)
目の中に居座るひとの在りて冬(朱夏)
虫めがね大げさに言う癖がある(のぶ久)
きれいな眼だ夕焼雲で洗ったね(義子)
目立たない役の苦労に感謝の目(島吉)
涙目に叱る言葉を折りたたむ(喜代之)
他人の目で見たい生きざまわが姿(敏弘)
誕生日来るたび目減りする余生(幸一)
純粋な瞳が矛盾衝いてくる(峰保)
清らかな瞳が合えば叱れない(美津子)
満ち足りた瞳に安堵する乳房(峰保)


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# by ringo-utahime | 2017-01-03 22:15 | 川柳(課題別) | Comments(0)

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