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宮崎番傘2022新年句会

2022年1月9日(日)『宮崎番傘新年句会』を開催。市民プラザ4階・大会議室にて。13時30分集合、17時解散。
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肥田木聞明さん、太田ちかよしさんが、番傘川柳本社(大阪)の同人になられたので、花束贈呈がありました。おめでとうございます。

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《出席31名》受付順
てつろう、楼太、みずほ、紋章、淳子、悦子、みつ、雪三郎、こうじ、芳柳、たもつ、倖女、義山、よしゆき、幸風、彩香、弐恵娘、かわせみ、弓、よしひさ、聞明、一徳、樹温、まゆみ、九州男、ちかよし、南風、ほたか、登華、えり、のりとし
《欠席03名》
奈津子、紅雀、敬女

合計34名の投句者数。
※宿題の課題吟は、各選者が40句を披講(入選31、佳作5、準特2、特選1、軸吟1)。
※席題の印象吟は、選者が30句を披講(入選21、佳作~軸吟は課題吟と同数)。
※脇取りは、まゆみ・紋章会長。
※星取表の記入係は、よしひささん。

▼全入選句を下記に紹介。ボイスレコーダーから聞き取りのアップにつき、表記の間違い等が多々あると思います。その場合は、まゆみのスマホまでメール連絡をください。
※選者の披講順の掲載ですが、平入選は順不同。
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【平坦】肥田木聞明選
入01・平坦を気ままな蝶が避けて舞う(かわせみ)
入02・平坦な道では会えぬ青い鳥(楼太)
入03・偏差値が日本の子らを平坦に(雪三郎)
入04・いいことが無さそうである平坦日(登華)
入05・平坦な道へ眉尻消えてゆく(紋章)
入06・靴の先小石がひとつ嵌まってる(彩香)
入07・良妻を演じ平坦笑いだす(登華)
入08・平坦に見える他人の歩く道(たもつ)
入09・平坦な愛にもトリックが潜む(まゆみ)
入10・平坦な顔と言われて見る鏡(たもつ)
入11・平坦に生きれぬ古希のひとり旅(淳子)
入12・平坦を嫌う男の勇み足(弐恵娘)
入13・開拓の歴史忘れた平坦地(紋章)
入14・地下迷路どこかで陥没する都会(南風)
入15・平坦に埋めた谷間の土石流(たもつ)
入16・平坦な道の先にはない佳景(かわせみ)
入17・平坦な人生望む影法師(南風)
入18・あなたとの平らな道が嫌になる(のりとし)
入19・平坦な人生に詩は生まれない(よしひさ)
入20・平坦な私の道で蹴躓く(淳子)
入21・平坦な道やっと掴んで孤独(敬女)
入22・平坦な地図に起伏のいがみ合い(弐恵娘)
入23・平坦に育たぬ息子カラスウリ(義山)
入24・のほほんと生きてマグマに気がつかぬ(弓)
入25・平坦な道は通らぬ意地がある(こうじ)
入26・平坦の道を食みだす蟻の乱(幸風)
入27・苦労なく生きた背中が頼りない(えり)
入28・平坦な道に似合わぬ句読点(てつろう)
入29・でこぼこの大地を拓く父の鍬(一徳)
入30・平坦な道へ道へと行く凡夫(よしひさ)
入31・平坦を好む男はみな猫背(ちかよし)
入止・平坦な道には落ちてない大志(のりとし)
佳5・平坦な道でなかった昭和人(悦子)
佳4・フラットな人だ眼差し澄んでくる(弓)
佳3・遠目には平坦だった上り坂(紅雀)
佳2・平坦な足の裏まで父に似る(樹温)
佳1・ご破算で平坦だったことにする(弓)
準2・平坦を揺らす六十路の好奇心(かわせみ)
準1・平坦な人生だったなあ雲よ(九州男)
特選・やがて吹く風を待ってる平坦地(九州男)
軸吟・平坦を好まぬ父の太い腕(聞明)

【大雪】主税みずほ選
入01・大雪に阻まれ野心また疼く(九州男)
入02・大雪で休校忘れえぬ五ヶ瀬(よしゆき)
入03・政界はやがて激しい雪になる(敬女)
入04・雪かきに疲れ南へ移住する(奈津子)
入05・大雪が嬉しい頃があったなあ(紅雀)
入06・友が逝く今も大雪すべて白(敬女)
入07・五センチの雪に往生する薩摩(紅雀)
入08・大雪へはしゃぐ昭和の僕がいる(紋章)
入09・日向南瓜大雪体験知らぬまま(ほたか)
入10・大雪が恋しい人を帰さない(九州男)
入11・初恋の吹雪たずさえ君は来る(登華)
入12・煩悩の刺も眠らす銀世界(聞明)
入13・大雪に春は彼方の左遷の地(こうじ)
入14・指切りに密かな雪が降り積もる(弓)
入15・大雪よ全ての罪を消してくれ(敬女)
入16・ビルの街欲も情けも雪の下(奈津子)
入17・雪しんしん長靴並ぶ通夜の席(かわせみ)
入18・大雪に右往左往の都会人(悦子)
入19・大雪が嗤う都会のハイヒール(楼太)
入20・抱きしめた大雪君の温度です(登華)
入21・大雪の里に息づく語り人(紅雀)
入22・雪かきは他人事だとテレビ越し(彩香)
入23・サーファーも雪のニュースを気に掛ける(かわせみ)
入24・理不尽をほどいて大雪を被る(弓)
入25・大雪の予報出ている夫婦仲(こうじ)
入26・降り積もる雪が村ごと眠らせる(ちかよし)
入27・道ならぬ恋を阻んで雪しきり(まゆみ)
入28・しっかりと根雪を語る里の冬(聞明)
入29・大雪が降らぬと困るスキー場(ちかよし)
入30・大雪に愛も怨みも包まれる(九州男)
入止・大雪の朝を寝過ごす至福時(紋章)
佳5・カラオケの画面へ泣ける雪が舞う(えり)
佳4・雪と来た列車悲鳴を乗せて着く(聞明)
佳3・雪だるま溶けて顕わになる秘密(奈津子)
佳2・大雪のニュース水着で聞くビーチ(よしひさ)
佳1・大雪のツアーガイドは雪おんな(ちかよし)
準2・雪に生まれ這い出た父の立志伝(南風)
準1・大雪にユーチューバーが騒ぎだす(まゆみ)
特選・雪雪雪わたしの雪もまだ溶けぬ(弓)
軸吟・何もかも包みこまれた雪の朝(みずほ)

【ルーツ】太田ちかよし選
入01・ご先祖のルーツ探しに図書巡り(幸風)
入02・家族してたぶん我々宇宙人(倖女)
入03・金使い系図書き換え買うルーツ(たもつ)
入04・家系図に成金趣味のでっち上げ(たもつ)
入05・男と女もとを辿ればゾウリムシ(一徳)
入06・自分のルーツ判らなくても孫がいる(芳柳)
入07・ルーツ何処いつも酒乱の癖がある(登華)
入08・不明者のルーツを暴くDNA(こうじ)
入09・取れたての桃でルーツを占うの(てつろう)
入10・謎解きのルーツを探し墓参り(樹温)
入11・いつの日かルーツの中の人となる(ほたか)
入12・出自とか判らなくても六代目(みつ)
入13・ルーツ探せば骨董市に辿りつく(のりとし)
入14・恋多きおんなルーツのせいにする(まゆみ)
入15・ルーツなど判らぬままに生きている(こうじ)
入16・家系図は士族となるまで遡る(雪三郎)
入17・敵味方ルーツ辿ればみな家族(雪三郎)
入18・私のルーツ全て見せてもこれっぽち(敬女)
入19・雑踏の中のルーツが俺だろう(奈津子)
入20・お葬式どちらの顔も我がルーツ(雪三郎)
入21・鐘の音がルーツを探るひとり旅(みずほ)
入22・ルーツなど捨てて整形くり返す(まゆみ)
入23・仏壇の奥にもルーツ見当たらぬ(奈津子)
入24・お節作りルーツを調べ伝えつぐ(悦子)
入25・ルーツには頼らず生きた快男児(こうじ)
入26・ルーツから沸いてきたのは病ダレ(敬女)
入27・血統の良さに惚れこみ買う馬券(弐恵娘)
入28・立つことと言葉がルーツヒト科です(南風)
入29・私のルーツは兎たまに跳ね(えり)
入30・我がルーツ篤姫あたり着くでしょう(倖女)
入止・肌の色こころの色も親譲り(彩香)
佳5・縄文でも弥生でもない宇宙人(九州男)
佳4・虫食いの家系図眠る蔵の中(よしひさ)
佳3・恐竜展地球誕生知るルーツ(ほたか)
佳2・私のルーツ虎だという噂(弓)
佳1・神様がルーツの先にぶら下がる(紋章)
準2・家系図なし我が家のルーツ墓標だけ(よしゆき)
準1・絢爛なおんなのルーツピンヒール(登華)
特選・ルーツから私を消す冬の雨(紋章)
軸吟・遺産分けルーツ怪しい人も来る(ちかよし)

【自由吟】さわだまゆみ選
入01・賽銭の倍は拝んでいる夫(ちかよし)
入02・既読という文字に安否を確かめる(紅雀)
入03・コロナ禍の六波気になる数え歌(幸風)
入04・嫁を褒め孫褒め背中丸く老い(弐恵娘)
入05・初鏡ひとりを生きる面構え(敬女)
入06・無垢の子を前に抱く紐若いパパ(南風)
入07・熱燗の一本増える寒の入り(芳柳)
入08・本棚に瞑想してる哲学書(こうじ)
入09・平仮名の機転にいつも救われる(てつろう)
入10・戻れない橋に緋色の玉ひとつ(弓)
入11・テレビから消えぬ戦禍の悲しい瞳(悦子)
入12・七十路もまだ青春とトウガラシ(義山)
入13・同級生まだ声だけは若かった(こうじ)
入14・コート脱ぐおんなの仕草からシャネル(登華)
入15・青磁皿すこし優雅なひとり膳(かわせみ)
入16・手作りのマスクが映える初詣(南風)
入17・寂しさのこころ溶け込むキムチ鍋(えり)
入18・まだ少し色気残して遺書を書く(九州男)
入19・人生の節目節目にある踏み絵(のりとし)
入20・寒の入りゆっくり沸かす卵酒(ほたか)
入21・孫からの賀状に漢字また増える(よしひさ)
入22・やんわりと丸い言葉に毒を塗る(楼太)
入23・芯のブレ元に戻せぬ夫婦独楽(紋章)
入24・胃の検査貧乏神が見つかった(ちかよし)
入25・ウイルスに寿限無の如くネーミング(幸風)
入26・正月は少し高価なカップ麺(みつ)
入27・ふたつみつ忘れ程よく老いてゆく(弐恵娘)
入28・夜開く真っ赤な嘘へあらがわず(みずほ)
入29・この先のわくわく映す初鏡(かわせみ)
入30・コロナ禍がまだ邪魔をする福笑い(よしひさ)
入止・年賀状来ない予定のあいつから(倖女)
佳5・オクターブ上げておねだりする平和(てつろう)
佳4・結び目に約束がある夢の種(聞明)
佳3・賀状から家族写真が押し寄せる(奈津子)
佳2・傷心の余白に飾る好きな花(楼太)
佳1・農一途父の轍を噛みしめる(聞明)
準2・ハゼ一尾地球を釣った顔になる(雪三郎)
準1・厄介な病に負けぬ初詣(ほたか)
特選・新年を登る覚悟のスニーカー(登華)
軸吟・若冲の虎図に誓うリスタート(まゆみ)

◆席題…会場に展示の写真(絵)を見て2句投句。
【印象吟】吉井 楼太選
入01・男歌聞こえる海へ耳澄ます(登華)
入02・あの島は近くて遠い領土です(幸風)
入03・北の海 捕らわれ人の血の叫び(九州男)
入04・友がいる壁の絵の中ワープ中(えり)
入05・若い頃アメリカ行ったね海は凪(南風)
入06・亀に乗り竜宮城の父帰る(一徳)
入07・ふたりして小さな旅の夏の海(たもつ)
入08・明日への詩があふれる春の凪(まゆみ)
入09・ふるさとの海は思い出抱いている(かわせみ)
入10・海原を越えて行きます恋の旅(こうじ)
入11・酸欠の頭が海に溶けてゆく(聞明)
入12・噛みあわぬ意見の最後は海に問う(てつろう)
入13・サンダルが脱げて笑った遠い恋(彩香)
入14・解放の知らせ待ってる母と兄(幸風)
入15・有り余る夢昇華する青い海(のりとし)
入16・話し声呑みこんでいる青い海(ほたか)
入17・風に揺れ思わず叫ぶ母ちゃんと(樹温)
入18・心変わりふたりは挫折乗り越えて(みずほ)
入19・噛みあわぬふたりの会話モノローグ(雪三郎)
入20・海の青さ広さに光る子の未来(のりとし)
入止・ねえ風よあの子の声を聞かせてよ(倖女)
佳5・両親がここにいるよと千の風(義山)
佳4・水平線へふたりの未来つむぎあう(まゆみ)
佳3・キャンバスにあなたを描いて凪になる(弓)
佳2・スザンヌの絵画の中にいるふたり(かわせみ)
佳1・真相は遥か向こうで嗤ってる(てつろう)
準2・海は庭ぜいたくすぎるバルコニー(えり)
準1・海原を幸せ色に初日染め(紋章)
特選・鱗脱ぎ人魚は語る遠い過去(一徳)
軸吟・海風に安否聞いてる拉致家族(楼太)

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《総合順位》
第1位・大山登華(9点)
第2位・中武 弓(9点)
第3位・児玉かわせみ(9点)
第4位・佐藤こうじ(9点)
第5位・間瀬田紋章(8点)
第6位・江藤九州男(8点)
第7位・さわだまゆみ(8点)
第8位・西岡 南風(7点)
第9位・肥田木聞明(7点)
第10位・太田ちかよし(7点)


~宮崎番傘2月句会のご案内~
★日時/2022年2月13日(日)13時集合、16時解散
★場所/西地区交流センター・勉強室
★宿題
◎課題吟(各3句以内)
「卵焼き」「咳」「ほんのり」
◎自由吟(1句…合評会用、自由参加)
★投句料/300円
〈※年会費7000円納入済みの正会員は無料〉

※欠席投句の場合は、参会者に投句一覧表を預けてください。
※句箋は会場に用意してありますが、手作りの句箋でも構いません。サイズは、横5cm、縦21cm。
※お茶等の提供は無し。各自でご準備ください。
※どなたでも自由に参加できます。申し込みは不要。単発の参加も歓迎。見学は無料。

# by ringo-utahime | 2022-01-10 11:00 | 川柳句会 | Comments(0)

宮崎番傘12月句会

2021年12月12日(日)13時~16時、西地区交流センター勉強室にて「宮崎番傘川柳会12月句会」を開催。
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出席21名、欠席08名、合計29名の投句者数。見学者01名。
各課題ごとに40句(特選1、準特2、佳作5、入選31、軸吟1)を披講。
※下記に全入選句を紹介。平入選は順不同。
脇取りは、佐藤こうじさん。
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【虎(寅)】間瀬田紋章選
入01・虎の顔消しゴム版画猫になる(ほたか)
入02・虎の威を借りて新春ジャンプする(みずほ)
入03・マスクして寅の絵付けの幼なの眼(ほたか)
入04・阪神ファン虎が占領するソファ(えり)
入05・寅年の女房と暮らすひつじ年(九州男)
入06・好きな人捜すと寅が振り返る(登華)
入07・無事平穏張り子の虎が良いと言う(一徳)
入08・虎の尾を踏んだ男の武勇伝(ちかよし)
入09・虎の柄着るおばちゃんの手には飴(芳柳)
入10・大虎で天下をとって目がさめる(樹温)
入11・寅の刻忍んで帰る愛の園(九州男)
入12・虎柄の服でごまかす気の弱さ(えり)
入13・虎の面取ると優しい父になる(幸風)
入14・師走の虎右往左往で髭自慢(登華)
入15・新議員虎の威を借りふるさとへ(悦子)
入16・虎の毛皮敷くには狭い応接間(芳柳)
入17・威を借りた張り子の虎に雨が降る(奈津子)
入18・肉食の彼女やっぱり干支は寅(彩香)
入19・寅年でケーキが好きでお人好し(弐恵娘)
入20・寅年の母の強さを継いでいる(かわせみ)
入21・寅年の君の優しさ虎に似ず(悦子)
入22・環境破壊こんなに虎が脆いとは(のりとし)
入23・虎の威も妻の前では通じない(ちかよし)
入24・死してなお生き様のこす虎の皮(一徳)
入25・寅に生き残さんとする爪の跡(奈津子)
入26・虎ファン磨きつづける持久力(まゆみ)
入27・タイガーのマスクで子らにプレゼント(義山)
入28・虎の威を借りた付け焼刃がばれる(紅雀)
入29・あいつには飲ましちゃいかん虎になる(よしゆき)
入30・目覚めると一升瓶と虎の跡(弓)
入止・寅の声聞いて笑ってお正月(たもつ)
佳5・虎の目にオリで隔てた冬の空(たもつ)
佳4・コロナ禍を睨む虎図の年賀状(まゆみ)
佳3・寅年の嫁に末の子を想い(弐恵娘)
佳2・最強の女になるか虎模様(弓)
佳1・月光を着ても脱いでも虎は虎(てつろう)
準2・猛虎にも大人の事情揺らぐ森(一徳)
準1・「我輩は虎」で始まる私小説(てつろう)
特選・ヒトは皆トラになったらだらしない(南風)
軸吟・絶壁の虎を照らしている初日(紋章)
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【テレワーク】中武 弓選
入01・秋刀魚焼く横で主人のテレワーク(てつろう)
入02・テレワーク確かな主語を聞き漏らす(てつろう)
入03・宇宙旅行スキマ時間のテレワーク(一徳)
入04・引き籠もり気分になるよテレワーク(悦子)
入05・在宅勤務要領を得ぬアナログ派(よしひさ)
入06・テレワーク仕事帰りのないつらさ(九州男)
入07・猫好きの部長が笑うテレワーク(彩香)
入08・テレワーク宅配便がオフにする(弐恵娘)
入09・今日も又猫が邪魔するテレワーク(芳柳)
入10・テレワーク企業のオフィス様変わり(よしゆき)
入11・リモートのこつが掴めぬ高齢者(かわせみ)
入12・テレワーク上司の顔を見ずに済む(こうじ)
入13・テレワークパジャマ姿でコンビニへ(ほたか)
入14・仕事ぶり筒抜けになるテレワーク(のりとし)
入15・テレワークパワハラ上司寂しそう(ちかよし)
入16・つい間食メタボ気になるテレワーク(ほたか)
入17・スキャンダル芽生えぬはずだテレワーク(九州男)
入18・呑みすぎた顔へマスクのテレワーク(紋章)
入19・テレワーク座る処のない我が家(彦猫)
入20・テレワーク始める前に子を寝かす(よしひさ)
入21・画面越しメイクが弾むテレワーク(一徳)
入22・テレワークラッシュアワーは減るのかな(ほたか)
入23・天職と言えない辛さテレワーク(登華)
入24・いつ終わる君に会えないテレワーク(こうじ)
入25・テレワークのままに短大終わりそう(紅雀)
入26・家事育児介護も付いてテレワーク(のりとし)
入27・コーヒーは自前で用意テレワーク(てつろう)
入28・腕白の声も届いたテレワーク(弐恵娘)
入29・人間の本音を隠すテレワーク(かわせみ)
入30・テレワーク監視もそっと付いてます(彦猫)
入止・テレワーク中ここぞとばかり妻の指示(紅雀)
佳5・仕事より壁紙競うテレワーク(まゆみ)
佳4・テレワーク妻が上司になる気配(奈津子)
佳3・ひとりごと増えた気のするテレワーク(よしひさ)
佳2・テレワークばれてしまった私生活(ちかよし)
佳1・テレワークこころを見透かされぬよう(紋章)
準2・テレワークに削られていた通勤費(紅雀)
準1・テレワーク味噌樽香る里の朝(登華)
特選・社を覗く俺の机はまだあるか(奈津子)
軸吟・ビキニで仕事ワーケーションを気取る(弓)
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【締まる】江藤九州男選
入01・締まるサイフ正月のため泣く夫(たもつ)
入02・警官はすみませんねと取り締まる(紅雀)
入03・ポイントを溜めて締まるが若い人(義山)
入04・孫が来る妻の財布のひも締まる(紅雀)
入05・飽食と飢餓の狭間へ身が締まる(一徳)
入06・老斑の手で開けられぬ瓶の蓋(奈津子)
入07・取り締まる事故の無念に後押され(一徳)
入08・修羅場経てキリリと締まる面構え(よしひさ)
入09・無意識で戸締まりしたかと旅行先(南風)
入10・輪が締まりワナにはまって今夫(たもつ)
入11・結婚式身の引き締まる誉め言葉(こうじ)
入12・君が居る宴は締まる盛り上がる(登華)
入13・筋トレし三段腹も引き締まる(悦子)
入14・お巡りさん身内に甘い取り締まり(ちかよし)
入15・最後まで締まっていけとベンチ席(よしひさ)
入16・締まるだけ締めて年金苦い酒(義山)
入17・見守りに気の引き締まる子らの窓(かわせみ)
入18・イメトレで締まった体描くばかり(彩香)
入19・コロナの世扉が締まる初夢か(紋章)
入20・盆暮れの行事主婦の目で締まる(ほたか)
入21・秘密基地締まったドアに芯がある(みずほ)
入22・変異株解いた規制の引き締まる(かわせみ)
入23・先輩来て緊張感に場が締まる(悦子)
入24・締め括る今年の幸を数えつつ(奈津子)
入25・戸締無用山奥ポツン一軒家(よしゆき)
入26・感動の芝居緞帳ゆっくりと下げる(南風)
入27・母さんが財布の紐をギュッと締め(淳子)
入28・身の締まる思いで聞いた変異株(幸風)
入29・ウエストを締まるだけ締めマイク持つ(義山)
入30・自粛あけ身体も締まるスニーカー(紋章)
入止・鍵の締まる音を聞いてるストラップ(えり)
佳5・授賞式気持ちの締まる博多帯(まゆみ)
佳4・女難の相今日か明日かと身が締まる(のりとし)
佳3・コロナ禍の滝行こころ引き締まる(まゆみ)
佳2・長老の鶴の一声場が締まる(よしひさ)
佳1・ピリオドへ締まる扉の鍵がない(かわせみ)
準2・晩節へむかう命がひき締まる(みずほ)
準1・震災から夫婦の留め金が締まる(まゆみ)
特選・立志伝語るときりり締まる顔(ちかよし)
軸吟・告白を迫れば締まる紅い口(九州男)

※なお、合評会の「自由吟」は、未発表扱いなので、当ブログにはアップいたしません。


《宮崎番傘・新年句会のご案内》
★日時/2022年1月9日(日)13時30分受付~16時45分閉会
★場所/市民プラザ・大会議室
★宿題
◎課題と自由吟(各3句まで)
「平坦」
「大雪」
「ルーツ」
「自由吟」
◎席題
「印象吟」当日出題2句
★参加費/一般500円(欠席投句300円)
〈※年会費7000円納入済みの正会員は無料〉
★賞〈総合1位~5位〉
※終了後、集合写真撮影を行います。
※コロナ感染防止のため、懇親会は中止。
※お茶・お菓子等の提供はありません。飲み物は各自ご持参ください。
※マスク着用の上ご参加ください。

# by ringo-utahime | 2021-12-13 14:40 | 川柳句会 | Comments(0)

宮崎番傘11月句会

2021年11月14日(日)13時~、花山手の宮崎市民文化ホール2階和室にて『宮崎番傘川柳会11月句会』を開催。
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出席17名+欠席07名=計24名投句。
各課題ごとに、計35句(特選1、準特2、佳作5、入選26、軸吟1)を選出。
脇取りは、宮﨑よしひささん。
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課題3題は「過去、たまに、匕首〈時代吟〉」。
時代吟の課題は、久し振り。時代吟はとっても難しくて不得意だけど、歴史の勉強になるので好きだ。
《参考までに》
※匕首(あいくち)とは、鍔(つば)が無く、柄口(つかぐち)と鞘口(さやぐち)とがよく合うように造った短刀。九寸五分(くすんごぶ)。どす。装飾のないこしらえの短刀を指す。武士ではなく、帯刀を吊るされていない身分のものが多く使うもので、武士が持っていると恥とされる。

全入選句を選者の披講順に紹介。
平入選は順不同。
【匕首】〈時代吟〉 間瀬田紋章選
入01・匕首を忍ばせ向う恋敵(悦子)
入02・くのいちの匕首覚悟秘めている(かわせみ)
入03・命を受け家老一刺し隠し剣(奈津子)
入04・ふところに匕首入れて阿修羅道(こうじ)
入05・牢獄のくノ一匕首の剃髪(奈津子)
入06・合口に素手で金さん名さばき(たもつ)
入07・匕首は賭場のイカサマお見通し(よしひさ)
入08・あいくちを鞘に納めて手打ち式(芳柳)
入09・町人に化けて匕首忍ばせる(えり)
入10・匕首で義理と人情たち切れぬ(九州男)
人11・匕首を呑んで仇を待つ頭巾(まゆみ)
人12・匕首を忍ばせ覚悟抱く遊女(かわせみ)
入13・合口のサビで抜けない小悪党(たもつ)
入14・匕首が女の操守り抜く(こうじ)
入15・腹帯に匕首忍び疑義ただす(義山)
入16・匕首に血の匂いする維新前(てつろう)
入17・匕首を呑んで押し入る丑の刻(のりとし)
入18・匕首に語り継がれる恋の秘話(ちかよし)
入19・旅の宿匕首寝床にしのばせる(ほたか)
入20・親分の愛しい人と匕首と(弓)
入21・匕首を肌身離さず御寮さん(淳子)
入22・匕首の傷痕うずく渡世人(幸風)
入23・匕首を忍ばす博多帯締める(淳子)
入24・江戸開城もう匕首は引っ込める(てつろう)
入25・丁半修羅場匕首を呑むふところ手(南風)
入止・乱心の遊女匕首ふりまわす(まゆみ)
佳5・匕首を派手に見せてる芝居小屋(義山)
佳4・匕首に母の影見る無宿者(弓)
佳3・匕首を向けた女の勇み肌(えり)
佳2・匕首が月夜に濡れて江戸を恋う(みずほ)
佳1・匕首の血糊乾かぬ天狗党(のりとし)
準2・匕首も錆びてやくざに降る時雨(九州男)
準1・匕首を脚に仕込んだ髪結い屋(奈津子)
特選・適塾の書庫に匕首二三本(てつろう)
軸吟・侍女として仕え匕首離さない(紋章)

【過去】 西岡 南風選
入01・AIも人に言えない過去がある(ちかよし)
入02・話さずに逝ってしまった母の過去(ほたか)
入03・平凡な過去で良かった日記帳(芳柳)
入04・亡き母の情巻きもどすフォトグラフ(まゆみ)
入05・失敗の呪文となえる過去がある(みずほ)
入06・過去になど目もくれないで新天地(芳柳)
入07・煌めいた私の過去の玉手箱(淳子)
入08・前向きに生きるしかない過去は過去(えり)
入09・夕焼けを二人で見てた日を想う(紋章)
入10・できるならリセットしたい過去の傷(かわせみ)
入11・かけがえのない過去をいとしむ夕日(ほたか)
入12・過去ばかり気にして明日を見失う(ちかよし)
入13・過去の自分修正をして出す遺影(たもつ)
入14・過去語る平和の塔に礼こだま(幸風)
入15・でこぼこの昨日を笑う組茶碗(まゆみ)
入16・焼いた文読み返したい若き恋(悦子)
入17・払っても払っても過去嘘をつく(登華)
入18・過去からは戻れぬままの忘れ潮(淳子)
入19・捨てられぬ過去が邪魔する立ち直り(えり)
入20・忘れたい過去をほじくるリポーター(よしひさ)
入21・色なき風そろそろ恋を過去にする(かわせみ)
入22・顔認証消したい過去がつきまとう(みずほ)
入23・過去の恥妻が持ってるラブレター(たもつ)
入24・今だから話せる過去が山のよう(えり)
入25・神童と言われた過去に戻りたい(芳柳)
入止・過去形となったロマンスなごり雪(九州男)
佳5・過去は過去未来へ跳ねる蛙の子(幸風)
佳4・頂点に立つと忘れる辛い過去(紋章)
佳3・武勇伝語る男の小さな背(弓)
佳2・封印をした過去疼く手術痕(まゆみ)
佳1・ながらえて過去の時間に住んでいる(ほたか)
準2・独り道過去の自分と対峙する(かわせみ)
準1・どう生きる過去は問うまい羽化まぢか(のりとし)
特選・あの時のメモを信じてまだ独り(紋章)
軸吟・子は五人妻に寄り添う顔五つ(南風)

【たまに】 さわだまゆみ選
入01・たまに飲む酒が美味しい秋一人(えり)
入02・下戸だけどたまに行きたい夜の街(よしひさ)
入03・酒に酔い偶に美人に見える妻(てつろう)
入04・たまに逢い止り木で飲む旨い酒(義山)
入05・晩酌をたまに休んで八十路坂(芳柳)
入06・たまにしか行かぬ酒場で飲む紅茶(南風)
入07・コスプレでたまに出掛けるネオン街(淳子)
入08・検査終えたまにはいいか酒二合(悦子)
入09・甘い香へたまに足向く夜の街(紋章)
入10・本当のビールの飲める年金日(よしひさ)
入11・おーいお茶たまに言いたい妻の留守(ちかよし)
入12・たまに行く妻と二人の食事会(こうじ)
入13・逃げぬようたまにご馳走して夫婦(紅雀)
入14・粗食だがたまに厚切肉も買う(淳子)
入15・たまに来て飲み散らかして子は帰る(九州男)
入16・生存をたまに確認する仲間(彩香)
入17・たまにきて悪さをひとつ置き土産(彩香)
入18・たまになら我慢もできる妻の愚痴(芳柳)
入19・元気かとたまのメールに友の顔(奈津子)
入20・たまに来る孫のおねだり鼻濁音(のりとし)
入21・百回に一回当たる占い師(ちかよし)
入22・たまにある子の為という母の顔(ほたか)
入23・たまにならコンビニ飯も悪くない(かわせみ)
入24・たまにいく競馬の後の紙吹雪(たもつ)
入25・たまにくる猫を気ままに可愛がる(彩香)
入止・恋は駆け足たまにゆっくり立ち止まる(登華)
佳5・古希二人たまに孫から笑い種(悦子)
佳4・落ち葉焚きたまにしたいなソロキャンプ(紋章)
佳3・公園をたまに独占する孤独(登華)
佳2・春風へたまに隠れている踏み絵(のりとし)
佳1・風も樹もまれにときめく戯画となる(みずほ)
準2・来た道をたまに日に干し裏返す(のりとし)
準1・ポケットの嘘も偶には役に立つ(てつろう)
特選・着ぶくれてたまに一人の旅に出る(紋章)
軸吟・レンタルの家族がたまに欲しい秋(まゆみ)


《宮崎番傘川柳会・12月句会のご案内》
★日時/2021年12月12日(日)13時集合。投句の締め切りは、13時30分。16時解散。
★場所/西地区交流センター・勉強室
★宿題
◎課題吟(各3句以内)
「寅(虎)」
「テレワーク」
「締まる」
◎自由吟(1句、合評目的のため自由参加)
★投句料/300円
(※年会費7000円納入済みの正会員は無料)

※どなたでも参加していただけます。単発の参加も大歓迎。
※見学は無料。
※欠席投句の方は、参会者に「投句一覧表、投句句箋、投句料」を預けてください。
※句箋のサイズは、横5cm、縦21cm(句箋は会場にも用意してありますが、手作りの句箋でも構いません)。
※句箋一枚に、一句を縦書き。
※課題吟の句箋は、無記名で投句。
※自由吟には、柳号を記入のこと。

# by ringo-utahime | 2021-11-19 15:08 | 川柳句会 | Comments(0)

宮崎番傘10月句会

2021年10月10日(日)13時~、西地区交流センター勉強室にて『宮崎番傘川柳会10月句会』を開催。
出席17名+欠席09名、計26名投句。
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課題吟の選者は、南風さん、みずほさん、九州男さん。
各課題ごとに、約39句(特選1、準特2、佳作5、入選30、軸吟1)を選出。コロナ禍の自粛明けの「おまけ」で、いつもより多い入選数に設定。
脇取りは、一徳さん。
皆さん、お疲れ様でした。お世話になりました。ありがとうございました。

各課題の全入選作品を下記に記載。
※平入選は順不同、披講順に掲載。
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【朗らか】 西岡 南風選
入01・朗らかになれぬ自粛の一人酒(弐恵娘)
入02・朗報に返す朗報秋日和(てつろう)
入03・朗らかさ裏の悩みが見えかくれ(樹温)
入04・朗らかに笑うあなたの裏の顔(こうじ)
入05・朗らかに生きた証の笑い皺(奈津子)
入06・朗らかさ全開ケーキ食べている(えり)
入07・朗らかなメロディーで釣る販売車(ほたか)
入08・朗らかな母の遺影に救われる(のりとし)
入09・朗らかな妻の食卓 星三つ(まゆみ)
入10・朗らかに歌うマイクをはなさない(彩香)
入11・朗らかな仮面被ったネット族(ちかよし)
入12・煮崩れて朗らかになるおでんの具(一徳)
入13・あの方が居ると宴が盛り上がる(紅雀)
入14・朗らかな少年だった落し物(紋章)
入15・寡黙な父が朗らかになる酒二合(敬女)
入16・朗らかに見えるが実は殺人鬼(九州男)
入17・朗らかな友を支えるカスミ草(まゆみ)
入18・朗らかな新婚さんの夢楽し(紋章)
入19・出る杭が朗らかだから救われる(てつろう)
入20・朗らかにせめてマスクの面接日(弐恵娘)
入21・極の海朗らか過ぎる軋み音(一徳)
入22・朗らかな余生にあった幸の海(敬女)
入23・朗らかに振られて泣いた終電車(九州男)
入24・朗らかな人柄でした樹木葬(ちかよし)
入25・朗らかにしよう心が風邪をひく(登華)
入26・朗らかな人だ騙されても良いか(のりとし)
入27・あっけらかん女が笑う騒ぎだす(えり)
入28・朗らかに独りを生きるめし茶碗(かわせみ)
入29・癌告知友朗らかに嘘をつく(奈津子)
入30・朗らかな母を演じる闘病記(まゆみ)
止句・貧乏へ笑い袋が板につき(一徳)
佳5・おしゃれして朗らかな君老いてゆく(みずほ)
佳4・プロポーズその朗らかさ決めました(奈津子)
佳3・朗らかに朝礼をする自粛明け(幸風)
佳2・友喪中朗らか声にグッと来る(悦子)
佳1・朗らかに生きよ先生言ったけど(彦猫)
準2・朗らかな子だが悪さも忘れない(ほたか)
準1・朗らかに出来ぬしんみり鯨幕(淳子)
特選・明朗快活未来ひらける登校路(紋章)
軸吟・朗らかな人にはつらい過去もある(南風)
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【ハプニング】 主税みずほ選
入01・地球愛グレタが起こすハプニング(一徳)
入02・友人の結婚式のお裾分け(こうじ)
入03・玉手箱開けた途端に若返る(ちかよし)
入04・玉の輿なかなか神は許さない(九州男)
入05・総裁選突如不出馬五里霧中(こうじ)
入06・一筋の涙が変えたハプニング(のりとし)
入07・ハプニング乗り越えてきた人生史(かわせみ)
入08・三億を当てて三億持て余す(奈津子)
入09・ホイッスルに乗ってしまおうハプニング(登華)
入10・母子手帳持った女に口説かれた(てつろう)
入11・避難訓練の時より速い本津波(南風)
入12・ハプニングこれも旅行の醍醐味だ(敬女)
入13・寝言から秘密がバレたハプニング(淳子)
入14・ハプニング無かったように猫は行く(奈津子)
入15・合コンに別れた彼が三人も(まゆみ)
入16・初恋の人にばったりネオン街(えり)
入17・失恋の隙間に君が忍びこむ(のりとし)
入18・十月の祝日消えたカレンダー(幸風)
入19・親子鴨車道横切るハプニング(幸風)
入20・初恋の人が相手の見合い席(ちかよし)
入21・総裁選辞めてシナリオ狂いだす(九州男)
入22・ハプニングそれから特許とれました(紋章)
入23・田舎暮らしコロナがくれた波に乗る(一徳)
入24・恋人と別れたあとにビビビ婚(彩香)
入25・ハプニングもう驚かぬ自粛慣れ(義山)
入26・やっとこさできた佳い句が暗合句(紅雀)
入27・ハプニング期待している秋桜(かわせみ)
入28・人生のハプニングには耐え抜いた(敬女)
入29・登山道シカが飛び出すハプニング(淳子)
止句・ウエディングケーキを倒す父の酔い(まゆみ)
佳5・昭和ですサザエさん家のハプニング(奈津子)
佳4・予定通りいくよう神に祈るだけ(えり)
佳3・阿波おどり鼻緒が切れるハプニング(淳子)
佳2・ノーメイクマスクのひもが切れました(ちかよし)
佳1・モンローの揺れるお尻を触ったの(登華)
準2・窓際できょうも待ってるハプニング(のりとし)
準1・腹違いの兄いると知る通夜の席(まゆみ)
特選・ハプニング期待し続けもう四十路(紋章)
軸吟・辻褄を合わせきれないハプニング(みずほ)
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【無職】 江藤九州男選
入01・友だちは百人以上いる無職(まゆみ)
入02・明日からは無職と言って胸を張る(こうじ)
入03・テレワーク関係ないよ僕無職(敬女)
入04・原始の世みんな無職で分かち合う(一徳)
入05・職業欄大きな文字で職は無し(こうじ)
入06・ユーチューバー名乗り無職を謳歌する(まゆみ)
入07・履歴書に無職と書いて老い元気(幸風)
入08・肩書をなくすと見えてくる世間(かわせみ)
入09・寿退社専業主婦という誇り(紅雀)
入10・無職者あなどるなかれ金はある(紋章)
入11・無職です文字は夢職 胸張って(義山)
入12・無職増え誰のせいでもなく不運(えり)
入13・王様の職業欄は無職です(一徳)
入14・退職をしないとできぬ親介護(幸風)
入15・重用な役が回ってくる無職(紋章)
入16・無職には無職の仕事待っている(彦猫)
入17・無職です堂々言える年になる(悦子)
入18・ヒト科以外はみんな無職の青い星(紅雀)
入19・ああしんど無職になって忙しい(紋章)
入20・一人っ子無職になって親介護(幸風)
入21・これからは妻が上司の定年日(ちかよし)
入22・定年の父に頼めぬ保証人(かわせみ)
入23・号泣の人が無職と限らない(てつろう)
入24・新妻に背中押されて職探し(のりとし)
入25・無職です家事に趣味にと超多忙(悦子)
入26・九十歳ハローワークの列にいる(ちかよし)
入27・失業の日から始まる粗衣粗食(のりとし)
入28・街角で無職と書かすアンケート(奈津子)
入29・影法師無職の今は所在なし(こうじ)
止句・猛烈に働いている夢の中(南風)
佳5・無職なの花瓶に花がないでしょう(登華)
佳4・今が旬無職の背も恋をする(みずほ)
佳3・昨日まで無職 今日から山頭火(てつろう)
佳2・無職でも子らと未来の夢見てる(義山)
佳1・無職など性に合わぬと鍬ふるう(淳子)
準2・雇い止め心の雨が降りやまぬ(のりとし)
準1・青空にやっと気づいた父 無職(まゆみ)
特選・森を向く無職の靴がする決意(みずほ)
軸吟・父さんの仕事無職と書くつらさ(九州男)
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自由吟は、24句。久し振りの合評会に、とても楽しく盛り上がった。


《宮崎番傘11月句会のご案内》
※11月は、句会場が変更になりましたので、くれぐれもご注意ください。
★日時/2021年11月14日(日)13時~
★場所/宮崎市民文化ホール(宮崎市花山手東3-25-3)2階和室
★宿題
◎課題吟(各3句以内)
「過去」
「たまに」
「匕首(あいくち)」※時代吟
◎自由吟(1句のみ、合評会用、自由参加)
★投句料/300円(※年会費7000円納入済みの正会員は無料)

※どなたでも参加できます。
※見学は無料です。
※課題吟の投句は、未発表の自作に限ります。
※句箋のサイズは、横5㎝、縦21㎝。句箋は、当日の会場でも用意いたしております。
※課題吟は、句箋1枚に1句を記入。無記名で投句のこと。
※自由吟のみ、合評目的の為、自作であれば、既に他所に投句済みの作品でも可。投句用紙に、柳号を記載のこと。
※欠席投句の場合は、投句一覧表&投句句箋と投句料を、参会者に預けてください。
※皆様のご参加をお待ちいたしております。

# by ringo-utahime | 2021-10-11 06:33 | 川柳句会 | Comments(0)

川柳番傘5月号

番傘川柳本社(大阪)発行の「川柳番傘5月号」が届いた。
相変わらず絶好調の太田ちかよしさんは、誌友4席目に掲載。おめでとうございます。

川柳番傘5月号_e0322827_07345553.jpg

~誌友近詠~  片岡 加代選

旬を過ぎ男の顔も二割引
自分史の余りを攻めてくるコロナ
腹の中真っ白だよと鯉のぼり
満月の前で本音は語れない
失恋のポイント誰か買ってくれ
スイッチをオフにしてから自由人
(宮崎/太田ちかよし)

少しだけ殻を破った五月晴れ
バンクシーのメッセージ解く五月闇
コロナ禍の書店で拾うカタルシス
ジェンダー論そっと浮かべる美人の湯
まぼろしの酒手土産の仲直り
(宮崎/さわだまゆみ)

撒ききれぬ愚策を民に押しつける
握手する無念メラメラ湧く憤怒
汗を積む師の一言を待ちたくて
棚田へと帰りたそうな靴の泥
人間の狂気を正す豆を撒く
(宮崎/肥田木 聞明)

~友の会のページ~
「辛抱」  〈大阪/穐山 常男選〉
辛抱に終止符を打つ花柩(さわだまゆみ)
《評》
生きていくことはともすれば辛抱の連続。彼岸に行く、その時やっとすべてのものへの執着から解き放たれる。花はその人生に慈悲をもって見つめるという悲しみを超えて心休まる句です。

# by ringo-utahime | 2021-05-01 08:51 | 川柳誌 | Comments(0)