「川柳番傘2月号」
2015年 02月 03日
表紙絵は「新春」(高岡秀造・カット)。
久し振りの誌友欄・巻頭次席掲載にテンションがアップ!!
メールや電話など、たくさんの方からお祝いの言葉をいただいて、嬉しかった。
ストレス過多で、このところ気持ちが落ち込んでいた私だが、何だか元気が出た。
ありがとうございました。
敬女さんも同じく見開きページに掲載。おめでとうございます。
\(^-^)/
~誌友近詠(住田英比古選)より~
節分の鬼もべそかく消費税
革命を起こすつもりのチョコケーキ
変化球投げるスマホと旅へ出る
漂泊の詩人を気取る冬帽子
熱こもる女子会笑う牡丹雪
去勢された羊か愛を語らない
(宮崎/さわだまゆみ)
梅日和馥郁として春を呼ぶ
バレンタイン遊び心に愛とチョコ
春雨は梅の涙か耐えて散る
政界を器用に泳ぐ二枚舌
充電の椅子で余生を生きている
(宮崎/川崎 敬女)
県人会故郷の風を浴びに行く
おばんです故郷のことばほこほこと
穏やかな語り口にも強い意思
肩書が必要なとき邪魔なとき
(薩摩川内市/春田あけみ)
真っ白いお守り両の手で包む
初釜に背筋を伸ばす寒椿
もうひとつ私のために買うショコラ
(宮崎/中武 弓)
~課題吟~
◆課題『距離』(福井悦子選)
距離感を失っている片思い(江藤九州男)
株だけが上がり民意が届かない(菱木 誠)
はやぶさの飛距離に悩みなど消える(石神 紅雀)
百分の一秒という負けた距離(真島 清弘)
~各・地・句・報12月句会(森口美羽抄)より~
《入来わくわく番傘》(あけみ報)
婚約はただの予約と棄てられる(紅雀)
順風へ神を忘れるくせがある(洋子)
神の手に命預けた手術台(みえ子)
裏の顔選挙の神も金次第(康典)
白鵬に神が与えたお墨付き(清展)
忙しい働き者の逃げ言葉(竹馬)
窓開けて今日の幸せ予約する(すみれ)
重い荷をそっと下ろして子は都(ヒトミ)
《宮崎番傘》(九州男報)
名人は叩いてミスを見つけます(三窓)
とんとんと包丁の音母の音(幸風)
さまよった羊のような総選挙(彦猫)
喝采にとんとんと踏む晴れ舞台(桂介)
老いの道足して足されて夜が明ける(藤柳)
夜明けまで語り尽くせぬことがある(九州男)
実印を押して夜明けの深呼吸(弐恵娘)
荒らくれた心にノックする善意(聞明)
人生の踏んばりどこで肩たたき(なが月)
~友の会のページ~
◆課題『学力』(江畑哲男選)
大学は出たが学力身につかず(甲斐 碌詩)
ネットゲームから学力を試される(さわだまゆみ)
ほどほどの学力でいい綱渡り(冨田 博)
学力はないけどガリレオと話す(中武 弓)
学力を見せびらかしている天狗(肥田木聞明)
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おめでとうございます。
わたしは落ち込んでいます(笑)
いい作品を送ったつもりなのに
今みたら自分でも首を捻る句ばかり。
選句力がないんですわ。たぶん。
ありがとうございます。
多岐にわたる投句・ブログ更新など、マメにされておられる清展さんをいつも尊敬いたしております。
私は時事川柳は苦手なんで、清展さんは博識でおられるから凄いです。「ざわちん」の句も好きでした。
(*´∀`)
おめでとうございます♪
日曜日は珍しく寝込んでおりました。
りんごさんも若さに任せてあまり無理のない範囲でがんばりましょう。やっと春のはずですから・・・。それではまたね。
私も正月明けは風邪で弱ってました。やっと、何とか元気になってきたところ。ぶり返さないように気をつけたいです。
また、めぐみさんのブログにも遊びに伺いますね。
(^-^)/
明日の南日本女流大会、楽しみにいたしております。お世話になります。宜しくお願いいたします。
あれこれ雑用に追われていて、まだ肝心の大会句が全くできてません。先に宮番の欠席投句を作らなくちゃいけないし………いつものことだけど、焦っています。(笑)
(^o^;)