『寒い』川柳①
2016年 01月 07日
さすがに寒い。
今月もスケジュールが満載なので、風邪でも引いたら困る。
しかたなく、新しい「ほかほかカーペット」を買いに走った。
店員さんに訊ねたところ、たまたま明日まで売り出しの「お買い得品」があったので、それを購入。予想よりも安くて助かった。
ちなみに、写真の製品ではありません。
どうも正月そうそう風邪を引いている方が多い。皆様、ご自愛ください。
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課題『寒い』の川柳を集めてみた。
【寒い】
地吹雪と生きねばならぬ弁当箱(岡崎 守)
横切って毬を落とした冬の沼(梶原 百華)
大寒に黒猫家を出たっきり(志村ふみ子)
破綻した街へ老婆がひとり住む(大橋百合子)
パレットの乾きさむざむ愛終る(川口まどか)
寒いねと温めてくれる手が二本(住田勢津子)
政治家も政治も寒い日本国(花村 久実)
大勢の中の孤独はなお寒い(山口あずさ)
欲と金絆が寒い遺産分け(岡村 潤子)
懐の寒さ身に沁む定年後(石井 功夫)
己には負けてはおれぬ寒い朝(植村 芳子)
小春日の縁側ははの丸い背な(橋本 敦子)
霜柱踏めば軍靴の音がする(神保 弘)
二次会へ寒い財布が引き止める(山荷喜久男)
十二月木枯らしに会い枯葉舞う(太田紀伊子)
霜焼けに泣いたあの頃懐かしむ(森島 一)
牡蠣鍋をつつき四方山話湧く(森島 一)
万歳をしてから脇がうそ寒い(高島 啓子)
薄寒いくちびるに会うコンビニで(大橋百合子)
世界中寒いのですといなされる(内田 順子)
自転車を走らせていく寒い町(児玉 浪枝)
大寒の街を背骨に刻み込む(石川 重尾)
富国強兵心が寒くなる話(大宰 哲子)
凍える日心鍛えてその先へ(斉藤みえ子)
雪が降る瓦礫の街を消す如く(樫村 日華)
如月の夜寒尾を引く救急車(鎌田 一尾)
復興を急ぐと何度聞いたろう(中島 稔)
美しい国少年の寒い遺書(白兎)
洗いざらい書けば寒いよ半世紀(智子)
虚々実々言い訳並べうそ寒い(みゆき)
障子穴孫が風呼ぶばばの部屋(みさ子)
少子化へ寒い未来の予感する(桃葉)
冷え性の足が絡まる寒い夜(玉枝)
極寒の証が派手な御神渡り(玉四郎)
安全の神話はかくも寒かった(千両)
温かい絆に頼る寒い自治(今朝夫)
居座った女房のような寒気団(肇)
立たされた廊下の寒さまだ凍みる(勝男)
はだか一貫覚悟を決める冬木立(のぶよし)
たんぽぽの絵手紙届く寒い朝(美根子)
寒いから閉めて下さいその隙間(悦子)
何気ない言葉心が寒くなる(末子)
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おやじの会ギャグをいってはあたたまる 与生
っていうのはどうでしょう。
またお店にゆっくりお邪魔したいです。
新年早々、色々ありますね。うちは昨夜、エアコンの室外機に植物が絡み、止まってしまいました。風のせいと思いますが、夜中に寒い戸外で絡んだ植物と格闘して、復旧させました。また出費かとドキドキしました。
なんだかんだあっても笑顔で過ごします。
りんごさんにとって、幸多い一年でありますように。
お引越し、少しは落ち着かれましたか?
年賀状は届いたでしょうか?
お忙しくて大変でしょうが、くれぐれもご自愛くださいね。
「りんごの詩」にも遊びに出ていらしてください。
コーヒー、紅茶、ノンアルコールもいろいろ置いてますからね。
(^-^)/